簡単じゃないか



・ツーカーS、巣鴨の街に歓迎される (ITmedia)


液晶画面も電話帳機能もない、まさに“黒電話のような”携帯電話、ツーカーS
簡単すぎて、なんと本当に説明書を付属していない(!)という徹底ぶり。さすがです。


第3世代ケータイだの、ブロードバンドだの、音楽配信だの、
我々は新しいものの登場で「便利な時代になった」と錯覚していますが
実はそれらを使いこなせない大勢のお年寄りを
置いてけぼりにしてしまっているんだということを痛感します。


我々は仕事上、CDにさえ抵抗感を示していまだにカセットを買い求める
年輩演歌ファンのことを比較的知っているつもりなので
ツーカーSの意図するところは、理解しやすいのですけど。


まさに演歌市場も、主にこういうお年寄りによって支えられており、
レコード会社と歌手は、そこに向かって商品を売っていかなければならないわけです。


ものすごく強引であることを承知で言うなら、
このツーカーSも、変わりばえのしない(=わかりやすく覚えやすい)演歌の作られ方も、
根底にある考え方は同じなんだと思います。


ただ、周知のとおり多種多様な機種が発売されている携帯電話と違って
今の演歌の楽曲は、ほぼすべてお年寄り向けに作られたものばかり。
流行歌でありながら時代と共に進歩することを拒否し、
若いファンに受け入れてもらう努力を完全に放棄してしまってるから、ダメダメなんですけど。(-_-;)

カンニング


エンタの神様』にも出ているカンニングは、
ラジオ日本『えんかeージャン!』が始まったばかりの頃に
公録会場で前説をやっていたのを見たのが最初だったが、
(番組レギュラーだった大石まどかと同じサンミュージック所属なのだ)
いつの間にあんなキレるだけの芸風になってしまったんだろう。


それにしても、同じコトを考えている人がたくさんいるんだなぁ。(^_^;)