BEGIN発案の新楽器「一五一会」の普及版「音来」発表



・BEGIN 「一五一会」発売


音来(ニライ)は、昨年発売した一五一会(いちごいちえ)の普及版。
一五一会は10万円ほどしたが、音来はソフトケース付きで税込4万5000円。


一五一会より一回り小さく、形状も違う。コストを下げるにはどうしても、
一五一会のボディの側面の特徴的な曲線(持った時に下にくるほう)を
まっすぐにする必要があったらしい。
決して楽器の質に妥協しないヤイリ製のこだわりと、
どこまで値段を下げられるかのバランスが大変だったようだ。


記者発表の会場には一五一会もあったのだが、
聴き比べると、やはり一五一会のほうが音がイイ。ボディのぶんだけ鳴りが断然違うし、
素人なのでよくわからないが、木の材質も違うのだろう。
部屋で弾いてるぶんにはいいだろうが、ライブで音来にマイクをあてて音を拾うのは難しいと思う。


とはいえ、そういう用途がメインではなく、
あくまで初心者向けに、「世界一簡単に弾き語りができる楽器」として
一人でも多くの人に「歌う楽しさ」「歌を作る楽しさ」を知ってもらうための楽器なのだ。


実は普及版が出たら買ってみようかなと密かに思っていたのだが、
聴き比べると、やっぱり「どうせ買うなら一五一会のほうかなぁ」と思ってしまった。


はっ!? それが狙いか? (^_^;)