演歌に賭けた親子鷹


今朝の日本テレビ『ズームイン!!SUPER』で、北山たけしが密着されていました。



・5/6放送 < 演歌に賭けた親子鷹 >


いやー、北山くんの親父さんがこげん熱血で面白か人やったげな、知らんかったばい。(^-^)
息子のデビュー日に、レコード店のシャッターが開く前から店に自転車で駆け付けたり
後援会の人たちに、一生懸命応援の掛け声の練習させたり。
デビュー日は、5年前に亡くなった母親の命日。CDを仏壇に供えて報告していました。


北山くんは、その爽やかな笑顔の裏に、いろんな人たちの想いを背負っているのだなとあらためて実感。
ラストに、北山くんが中野の北島音楽事務所から中継、親父さんが福岡から中継で登場。
VTRを見た後で、2人ともボロボロ泣いていました。涙もろいところまでそっくりな父と息子…。
スタジオのアナウンサーももらい泣きしてました。


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北山たけしについては、レコード会社から「挨拶ビデオ」というのをもらっていた。
彼のデビューまでをドキュメントで追った映像。恐らくマスコミやレコード店にも配られたと思われる。
その中で印象に残っているのは、事務所の社長(北島三郎夫人)の証言。
上京した彼が北島邸を訪れ、何度も門前払いをくらった末に
ようやく門をくぐって北島夫妻に面会した時、夫人は目の前の青年に確かに見覚えがあったそうだ。


 「…あなた、もしかしてテレビに出たことある?」
 「あります。地元で、ちびっ子歌合戦に…」
 「もしかして… 北島の「まつり」を歌った子?」
 「そうです!」


あの時の小さな男の子が、歌手を志して福岡からはるばる東京の北島を訪ねてきた。
それを知った時の驚きは、如何ほどのものであっただろうか。


それから8年間、北山は内弟子修行を積み、晴れてデビュー。
デビュー発表会の日に、会の締めくくりに挨拶に立った北島夫人は
胸がいっぱいだったのだろう、涙ながらに挨拶をし、ほとんど言葉にならなかった。
あの男の子がこんなに立派になって…と、様々な思いが駆け巡ったことだろう。