紛らわしい
「紅い川」 浅田あつこ 7/22発売
「紅い月」 石原詢子 8/18発売
「赤い波止場」 井上由美子 9/23発売
「波止場」 服部浩子 9/1発売
今の時代の要素を取り入れることを拒否し、
限られた古典的な題材を飽きもせず繰り返し使うのが演歌の手法ですから
(実際、演歌市場を支えている年配のカラオケファン層は、そういう曲を最も好む)
タイトルがある程度似てしまうのは仕方ないことかもしれません。
ただ、偶然とはいえ、同時期に集中して紛らわしいタイトルの曲が
各社からリリースされるのは何とかならんもんですかねぇ。
(昨年は「○○の宿」ってのがたくさん出ましたっけ。
しかも「赤い波止場」は石原裕次郎の映画と同じタイトルだし)
レコード店もお客も困るし、ひいては歌手にも不利益だと思うんですが。
だからといってリリース時期をずらすわけにもいかないでしょうけど。
個人的には、浅田あつこの「紅い川」が大変お気に入り。
メロディもアレンジも詞も大変美しく、そこへ
あっちゃんの声が絶妙にマッチした、純日本風わびさび満載の歌謡曲。
ここ数年の演歌・歌謡曲の中でも、五本の指に入るような美しい名曲だと思います。