テイチクレインボーコンサート



・レインボーコンサート開催


・1000人酔わす…北山たけし、テイチク歌祭り初参加


・上杉香緒里ら7人が36曲熱唱


02年に始まったこのテイチクのイベント、
昨年の第2回までは「輝け!歌姫!レインボーコンサート」だったのですが、
今年は「輝け!未来へ!レインボーコンサート」となっています。(^-^;)
北山たけしをどうしてもメンバーに入れたかったのか、
当初の趣旨であった「歌姫コンサート」ではなくなってしまいました。
昨年まで若手男性歌手はいなかったわけだし、彼は名実ともに
テイチクの期待株ですから、出すのは当然ですけど。


せっかくなので、歴代の出演歌手を並べてみましょうか。


【2002年】チェウニ、チャン・スー、上杉香緒里、永井みゆき、長谷川千恵、前田有紀美貴じゅん子
【2003年】チェウニ、チャン・スー、上杉香緒里、永井みゆき、山口ひろみあさみちゆき、森宮幸子
【2004年】上杉香緒里、永井みゆき、山口ひろみあさみちゆき普天間かおりみずき舞北山たけし


こうやって見ると、7人の枠に入るのって、シビアな争いなんだろうなと思ってしまいます。
美貴じゅん子なんて、もう2年以上も新曲が出ていませんが、
ちゃんと契約続いてるんでしょうか? 心配です。
また、明らかに若手である小桜舞子が7人の中に入らないのも不思議。
(彼女は移籍してきても「テイチクの小桜舞子」というイメージを
 ほとんど打ち出していません。独自に人気を得ているので構わないのでしょうけど)


無料招待ですし、こういったイベントは、まだ知名度の低い若手・新人歌手を
できるだけ多くの人に知ってもらうのが大きな目的ですが、
だからといって出演歌手をすべて若手だけにしてしまったら、客が集まらないわけです。
そこで、目玉として、決して若手とは言えない チェウニやチャン・スーの存在は重要だったはずです。
今年その2人を外したというのは、実はかなり思い切った人選だったのではないかと思うのですが。


で、口の中に梅干とレモンを詰め込みながら言わせてもらいますが、
普天間かおりをこういう演歌イベントに出すのはやめましょうよ。
演歌が聴きたくて来ているおじいちゃんおばあちゃん相手に
いくら一生懸命歌っても、彼女のよさが伝わるとは思えないのです。
写真を見ても、彼女がいちばん端っこで、すごく肩身狭そうだし。
どんなステージでも、彼女なりに楽しんで伸び伸びと歌うのは間違いないので
その場では拍手も起こるだろうし、多少は気に入ってくれるお客さんもいるでしょうけど、
終了後の即売会に立った時、彼女だけCDやカセットがほとんど売れてなかったらヤだなと思うのです。
(実際に現場を見たわけでもないのにこういうことを
 書くのは失礼かもしれませんが、あまり外れていないと思います)
この間、「大江千里のLIVE DEPOT!」で歌っているのをテレビで見ましたが、
(「Amazing Grace」なんか鳥肌立った)
やっぱり彼女の通常のライブパフォーマンスはスゴイと思うのですよ。
それを知っているからこそ、(いろいろ事情はあるのでしょうけど)本来の表情を押し殺してまで
演歌歌手に交じって歌うのは、あまりに酷だと思うのです。