米ですか‥。
既に公式サイトのリリース表にも名前が出ているので書いちゃいますが、
アップフロントワークスは、新しいレーベル「ライスミュージック」を設立するそうです。
一応簡単に説明すると、昨年までアップフロントグループ内には
「ゼティマ」「ピッコロタウン」「ハチャマ」という3つのレコード会社が並存していましたが、
今年初めに、3社が統合されて「アップフロントワークス」という会社になり、
「ゼティマ」「ピッコロタウン」「ハチャマ」は、それぞれレーベル名という形で残りました。
(ただしCDの販売会社(ディストリビューター)が異なっており、
ゼティマはソニー、ピッコロタウンはキング、ハチャマはポニーキャニオンが販売)
で、「ライスミュージック」は、4つめのレーベルということになります。
これまでは、ハロプロのアイドル歌手と、大人向けの歌謡曲・フォークの歌手が
同じゼティマの中に同居しているという、よく考えれば不思議な状態だったわけですが
そこから堀内孝雄、高山厳、湯原昌幸、城之内早苗、前田有紀らが区別されて、
ライスミュージックになるみたいです。
ネーミングから連想するに、「日本人」の「大人が楽しめる音楽」という幅広い括りでしょうか。
(松下里美、杉田二郎、因幡晃とかもライスになるのかな? あ、布施明は?)
9/29発売の堀内と前田の新譜が、ライスミュージックとしてのリリース第一弾になるようです。
しかし品番がPKCPって、それはピッコロタウンと同じじゃないか。
これで、販売がキングであることは間違いないようです。
どうしてRMCEとかにしてやれなかったのかな?
こういったジャンルの商品においてソニーよりも販売力の強い
キングレコードと組んでテコ入れを図ることが目的と思われます。正しい選択ですね。
余談ですが、面白いことに、ゼティマの歌手が地方でイベント等に出演する場合、ポスターには
湯原昌幸(ゼティマ) ではなく、 湯原昌幸(ソニーレコード) と表示されることがあります。
お客さんにはゼティマの知名度が低いため、「ソニーの湯原」と言ったほうが
メジャー感が出せるからだと思われます。販売はソニーだから、間違いではないんですけどね。(^-^;)
さらに余談ですが、キングレコードは近年、販売受託で有力なところを次々と引き入れており
(女子十二楽坊のプラティア・エンタテインメント、五木ひろしのファイブズエンタテインメント等)
受託による利益もかなり大きいようです。