それでも彼らは紅白を目指す


最近の演歌歌手イベントでは、相も変わらず歌手本人や司会者から
「この曲をヒットさせて、今年こそ紅白出場を!」「年末にいい結果を出せるように‥」
というコメントが聞かれます。えぇと、そこ、ツッこむ所ですかね?


「今年の紅白はアンケート投票による“スキウタ”で、自分の歌を歌えるかはわかりませんが
 この曲をヒットさせることで評価していただき、出場歌手に選ばれるよう頑張ります!」


と言う人は誰もいません。まさか知らないわけじゃないですよね?
最新曲をヒットさせることと、今年の紅白に出場することは
残念ながら必ずしも結びつかない気がするんですが。
彼らが「紅白に!」と強調する度に、例年以上に空々しいものを感じてしまいます。


もちろん、「年末にいい結果を」という言葉は、
紅白だけを指すものではなく、いくつかの賞レースも含めてのことなんでしょうけど。