『NHK歌謡コンサート』 10/11放送分 曲目
「瀬戸内発 ふるさと演歌」
1.「瀬戸の花嫁」全員
2.「津軽平野」吉幾三
3.「五能線」水森かおり
4.「はぐれコキリコ」成世昌平
5.「きみの朝」岸田敏志
6.「宵待草」塩田美奈子
7.「酒場のろくでなし」山川豊
8.「酒よ」吉幾三
9.「ナミダグサ」Green2
10.「あまやどり」石原詢子
11.「長良川」岡ゆう子
12.「浮世坂」伍代夏子
岡山市民会館からの生放送。
1曲目の後、吉幾三のリードで ♪桃太郎さん 桃太郎さん と
ピアノ伴奏で会場も一緒になって歌う場面も。
それにしても吉幾三、サングラスかけたら、絶対吉田拓郎に間違えられそう。(^_^;)
髪型といい、おでこの生え際の形といい、そっくりでした。
石原詢子「あまやどり」は、オーケストラの生演奏で初めて聴きましたが
CDで聴くのと違って、かなりいい印象を受けました。
こういう、演歌と歌謡曲(あるいはフォークソング)の境目、スレスレの所を
絶妙のバランスで曲を作る永井龍雲はやっぱりスゴイと思います。
来週のチャートでいい動きが出ればいいんですが。
岸田敏志は岡山出身。(以前の名前表記は岸田智史)
数年前、名曲「きみの朝」をライブで聴けた時はカンドーしたものです。
娘さんも女優・歌手活動していたような。
2週連続は女性4人組のGreen2(グリーングリーン)。http://www.interq.or.jp/cute/kirara/
彼女たちの師匠であり、プロデューサーである成世昌平も出てきて紹介。
「優しい師匠の成世でございます」
もともと民謡を歌っていた4人。なぜグループを結成したのかというと…。
「これまで培ってきた民謡の声を使って、新しいスタイルの
音楽ができるんじゃないかと期待を持ったものですから」(成世)
師匠の成世から言われたことで、大切にしている言葉。
“稽古の時は、自分がいちばん下手だと思って練習しなさい。
でも舞台に上がったら、自分がいちばん上手いと思って歌いなさい”
ステージでは裸足で歌いました。
彼女たちはもともと民謡ユニット「きらら」というグループ名でしたが、
(公式サイトのURLにその名残があります)
今年になって名前をあらためています。民謡に足を着けつつも、ジャンルにとらわれず
新しい形の音楽を創造していこうという意気込みが伝わってきます。
知ってる人は知ってますが、メンバーの一人は成世さんの娘さんです。
その歌声は圧倒的で、「民謡」という余計な先入観を持たなければ、若い人でも感動するはず。
ただ、5月の歌謡コンに出た時にも思ったのですけど、気になるのはビジュアル面。
いや、決して若さを売りにするつもりもないだろうし、ルックスのことではなくて(←大失礼)、
衣装のことです。今日は、一応4人ともモノトーンに統一されてはいたものの
どこかあか抜けきれていない印象がするんですよね…。