説得力なし


新曲について、歌手本人や関係者に取材していると
時々耳にする、うさんくさい言葉があります。(^_^;)


(1) 「このギャップがかえっていいんですよ」


曲調や詞の内容と、歌手のキャラクターや衣装がちぐはぐな時などに使う言葉。
最初から狙ってそうしたのであればともかく、
どうしてもその2つを組み合わせなければならないハメになり、
無理矢理、後付けの理由でこういうことを言っているようにしか聞こえません。
もしかしたらそのインパクトで話題性は狙えるかもしれませんが、
所詮ギャップはギャップです。


(2) 「ジャンルとか、聴く人の年齢とか関係なく、時代を超えて、いいものはいいんです」


まぁ確かにそれは真実なんですけど。
いまの時代に何が求められているかを読む気のない人、
どう売っていくかの戦略がまったくない人、
出来あがった作品のパワーを客観的に見ることを拒否している人が使う言葉。


(3) 「今の時代、何がヒットするかわかりませんから」


これも(2)に同じ。考えることを放棄した人が使う言葉。
言うに事欠いてそれですか。


(おまけ)
「最初はこちらがカップリングになる予定だったんですけど」
「このカップリングのほうがイイと言ってくださるお客さんも多いんです」


これは実際によくあることなのでしょうけど、もはや話題としてお約束です(笑)