『NHK歌謡コンサート』5/30放送分 曲目


美空ひばりを歌い継ぐ」


1.「川の流れのように」森進一
2.「美空ひばりメドレー」八代亜紀伍代夏子&島津亜矢
 「素適なランデブー」3人
 「東京キッド」伍代夏子
 「港町十三番地」島津亜矢
 「真っ赤な太陽」八代亜紀
 「お祭りマンボ」3人
3.「愛燦燦」河村隆一
4.「柔」小林幸子
5.「悲しい酒」美空ひばり(VTR出演)
6.「シェフ」工藤慎太郎
7.「おんな町」山本みゆき
8.「たずねて小樽」森進一


前日の5月29日は、美空ひばりの誕生日。


河村隆一が歌謡コンに出るなんて…。
カバー曲ばかりのアルバムをリリースしたばかりで、その中で「愛燦燦」も歌っています。
「10代の頃はロックばかり聴いていた。そんなロック少年の心にも
 ひばりさんという偉大なシンガーの歌は飛び込んできた。
 ジャンルを越えてすごいなと思いました。
 いま36歳なんですけど、「愛燦燦」は人生を歌っている曲だなと思う。
 40代50代とずっと歌っていける歌なのではないか。
 今日はちょっと背伸びをして歌ってみたいと思います」
ピアノとベース、パーカッションのみのシンプルな演奏でした。


小林幸子、「柔」を歌うのは初挑戦だったそうです。


「悲しい酒」が世に出てから今年でちょうど40年。
歌の前に、加藤和也氏が登場。
「この曲を舞台で歌う時、母は必ず涙を流していた。幼い僕には、
 歌い終わってそのまま消えていってしまいそうで、なんだか怖かった」


昭和60年の『第17回 思い出のメロディー』からの「悲しい酒」のVTRが流れました。
青紫色のドレス。このVTRでもひばりさんは歌いながら両目から涙を流しているのですが、
歌はまったく崩れないんですよね…。すごい。


歌コン金メダルは、工藤慎太郎。埼玉県出身の25歳。
有線放送などで「シェフ」を耳にした人の間で、じわじわと人気が広がっています。
応援団長はもちろん、彼を自らの事務所でマネジメントする八代亜紀
15歳でギターを持ち、オリジナル曲を作り始めた。
16歳で音楽の武者修行のために一年間ほどイギリスへ。
一昨年の秋から川口市で路上ライブ。今では300人ほど集まるように。


今日は「シェフ」1番のみの歌唱でした。うーん、この曲は
フルコーラス聴かないと良さは伝わらないので勿体ない。(^_^;)
97.1%で見事金メダル獲得。


彼はココと同じはてなダイアリーで日記を書いています。
日記というよりも、非常に高いクオリティのエッセイになっているのがスゴイ。
日々、自分を客観視しながら、気分が乗らない時もあるだろうに
前向きなポーズを保ったまま言葉を紡ぎ出すのは、正直大変だろうと思いますけど。
しんどいけれども、そういう心の動きを記録しておく作業が
次の新しい歌を生み出すための大切な材料になっていくのでしょう。
「くどしん日記」 http://d.hatena.ne.jp/kudo_sin/