『NHK歌謡コンサート』 11/21放送分 曲目


「夫婦 心の絆 愛の歌」


1.「夫婦坂」都はるみ
2.「だんな様」三船和子
3.「お宝女房」香田晋
4.「夫婦春秋」鳥羽一郎
5.「もう一度ふたりで歌いたい」和田アキ子
6.「てんとう虫のサンバ」チェリッシュ
7.「海峡出船」市川由紀乃
8.「今日までそして明日から」和田アキ子
9.「雪が降る」田川寿美
10.「花はあなたの肩に咲く」都はるみ


明日(11月22日)が夫婦の日ということで、夫婦を歌った歌の特集。


和田アキ子は銀婚式(結婚25周年)を迎えたそうです。
「私、こう見えても、男性の後ろを三歩下がって歩くのが好きなんですよ。(会場えーっ)
 旦那は元キャメラマンで、私の仕事をすごく理解してくれた。
 だからお互いに自然体でいることができた。それが長続きした秘訣かも」


「お互いの仕事のために生活時間帯も違うので、
 コミュニケーションのために旦那と交換日記やってました。
 結婚して二ヶ月で病気になって、子供が産めなくなった。
 その時、自分から旦那に「離婚したほうがいい」と言ったが、
 子供の分まで俺が面倒を見るから、一生幸せに過ごそう、と言ってくれた。(会場拍手)
 子供ができないのに、と言うと「歌という子供がいるじゃないか」と。
 それがすごくうれしかった。私がいちばん誇れるのは、ひょっとしたら旦那かもしれない。
 …こんなことテレビで言ったの初めてですよ(笑)。このあと歌いづらいです」
早稲田大学混声合唱団のコーラスと共に「もう一度ふたりで歌いたい」を披露。


歌コン最前線は、市川由紀乃。「亡き師匠の意志を継ぐ」
復帰作発売から一ヶ月弱で、歌謡コンサート出演です。
「海峡出船」のレコーディングの時に撮影した、
作詞の木下龍太郎氏、市川由紀乃、そして亡くなった作曲の市川昭介氏の
3人並んだ写真が紹介されました。


「実は一時期、ノドの調子が悪く、歌うことについて壁にぶつかって
 活動をお休みしていた。その時、年に一度ある先生の同門会に行くたびに
 毎年、“頑張れ!”と背中をたたいてくださった。
 その言葉があったから、ここまであきらめずに来れた」


亡き師匠のことを思ったのか、はたまた
大きな舞台に帰ってこれたことで感情が昂ぶったのか、
涙をこらえた表情で、わずかに声が震えていました。