すぎもとまさと「吾亦紅」ヒットの予感?


先月下旬あたりから、このブログに「すぎもとまさと」「杉本眞人」「われもこう」「吾亦紅」
といったキーワードでたどり着く方が増えてきており、
そんなところで「こりゃ本当にヒットしはじめているのかも」と実感します。


まだ実際に流れているところを耳にしたことはないのですが、
有線放送などで流れて、少しずつ広がっているようです。(参考記事


物悲しい曲調のフォークソング
ひとり、母の墓参りに訪れた中年男性が母に向かって詫び、あらためて感謝するとともに
人生をやり直すことを告げる、モノローグ(ひとり語り)の内容です。
前回も書きましたが、「離婚」という歌詞が出てくるため、かなりドキッ!とします。
渋く味のある杉本氏のボーカルが胸を打ちます。
もともとは、作詞家のちあき哲也氏が、母親を亡くした杉本氏に個人的に贈って
杉本氏がライブの場だけで歌っていたものらしいですが。


念のため、杉本眞人氏は歌謡界で活躍するベテランの作曲家であり(曲によっては作詞も)、
「お久しぶりね」「今さらジロー」「かもめの街」「都会の雀」「ベサメムーチョ」などヒット曲多数、
チェウニやあさみちゆきの一連の作品を手がけている人気作家です。
自身もシンガーとして過去にアルバムを数枚発売し、ライブ活動を行っています。
シンガーとしての名義が、ひらがなの「すぎもとまさと」。


興味を持たれた方は、JASRAC内の検索サイト「musicForest」で
杉本眞人」「杉本真人」で検索してみてください。



・演歌は有線「USEN 今月の推薦曲」


 「吾亦紅(われもこう)」すぎもとまさと
http://www.teichiku.co.jp/teichiku/series/0702/disco/ca12087.html (←試聴できます)



 『Bar Starlight』すぎもとまさと with すぎもとバンド
http://www.teichiku.co.jp/teichiku/series/0609/disco/ce28659.html


(追記)
goodwaveさんをはじめ、ネットの各所で
“この「吾亦紅」は88年に木下由里子が歌っていたもののカバー”
という記述を見かけますが、musicForestで検索したところ、
木下由里子の「吾亦紅」は作詞:やしろよう、作曲:TAI とありますので
杉本氏が歌っているものとは別物のようです。ご注意を。