『水戸黄門』に小桜舞子がちょっとだけ出演


 


本人がずいぶん前からPRしていた通り、出演といってもほんのちょっと。
その名前が劇中で呼ばれることはありませんでしたが、一応「お美智」という役名だったようです。
主題歌が終わってすぐ、冒頭でいきなり小桜舞子がヒョイッと画面に。


 ♪コラ 秋田音頭です (ハイー キタカサッサー コイサッサー コイナー)


街道沿いの小さな神社の前、テンケテンケ テンケテンケ…と三味線に合わせて
鳥居の下で秋田音頭を歌う娘っこ。これがお美智です。
かすりの着物を着た、素朴で色白の町娘という感じ。
他に、笠をかぶり日の丸扇子を両手に持った踊り衆や囃子が10名ほど。


  コラ いずれこれより御免こうむり 音頭の無駄を言う (アーソレソレ)
  あたりさわりもあろうけれども サッサと出しかける (ハイー キタカサッサー コイサッサー コイナー)


それを微笑ましく見ているご老公の一行。秋田音頭に対する感想の一言もナシ。
台詞もなく、お美智はストーリーにはまったく絡みません。とはいえ
「そっかーここは秋田かー」と視聴者に納得してもらうための重要な役割です。


事件が起こって、助さん格さんが懲らしめて、印籠が出て、一件落着。


で、また最後の最後の場面で、再び神社の前を通って秋田を去っていく一行。
何事もなかったかのように同じ場所で歌っている娘っこ。


 ♪コラ 秋田の女ご 何してきれ(い)だと聞くだけ野暮だんす (アーソレソレ)
  小野小町の生まれ在所 お前(め)はん知らねのげ (ハイー キタカサッサー コイサッサー コイナー)


ご老公一行は少なくとも数日間は滞在していたはずですが
彼女はその間も飲まず食わずで歌い続けていたようです。(嘘)


諸国漫遊をしているのであれば、次の国に行くために通り抜けていくのが普通であろうに、
なぜまた同じ場所を通るのかとツッコむだけ野暮だんす。(^_^;)


公式サイトの第8話の紹介ページのシーン写真集に、舞子ちゃんの写真もあります。