『NHK歌謡コンサート』 10/9放送分 曲目


「魅惑の最新ヒット曲集」 http://www.nhk.or.jp/utacon/backnumber/071009.html


1.「函館の女」北島三郎&全員
2.「枇杷の実のなる頃」天童よしみ
3.「恋とワインとミステリー」チェウニ
4.「昴」谷村新司
5.「夢人〜ユメジン〜」谷村新司
6.「おんな浜唄」松川未樹
7.「紅花の宿」水田竜子
8.「やどり木」みずき舞
9.「螢の宿」都はるみ
10.「ひとすじ」北島三郎


「函館の女」は、2番から他の歌手全員が両ステージ脇から加わり、
谷村新司(!)、都はるみ天童よしみがそれぞれワンフレーズずつ歌いました。


「昴」について語る谷村新司
「この歌が生まれたのは、引越ししている最中だった。
 引越し魔なものですから、30年くらいの間に13回ほど引越ししている。
 都合が悪くなると引越しするわけじゃなくて(笑)、
 周りの景色とか、環境が変わるじゃないですか、その瞬間に曲が浮かぶ。
 降ってくるんですよ。(左上方を示して)あのへんから。
 僕はメロディと詞が同時に浮かぶ。この歌の場合、
 「昴」というタイトルと、「われはゆく」「さらば昴よ」が、3点セットで浮かびました」


この歌は中国をはじめアジアで広く歌われている。
今は上海で大学の先生をやっている谷村さんと中国をつないだのもこの歌。


「81年にアリスとして北京で初めてコンサートをやって、この曲を初めて歌った。
 その時に一緒に出た中国側の歌手に「教えてください」と言われて日本語で伝えた。
 その後、皆さんが日本語で歌い始めた」


谷村さんが「昴」を歌っている最中、客席に星雲(合成?)、
そして頭上には巨大な青い地球が映し出されました。


歌コン最前線は、松川未樹。「亡き祖父に捧げるデビュー曲」
埼玉県出身の26歳。今日はオレンジ色のドレス。
「小さい頃からおじいちゃん子だった。おじいちゃんがとても演歌好きだったので、
 私も演歌っていいなあと思い、4歳の時から演歌歌手になることを決めていた。
 でも、デビューをいちばん喜んでくれるはずのおじいちゃんは3年前に亡くなった。
 闘病生活が4年ほどあり、私は歌のレッスンの一方でおじいちゃんの看病をした。
 おじいちゃんのために時間を使えたのでよかった。
 念願のデビューができたことを報告したい。“これからも見守っててください”」


紹介された写真は、ありし日の祖父・松川政雄さんの後ろを
歩きながらピースサインをしている松川未樹
おそらく4、5年前の写真だと思うのですが、松川未樹がけっこう茶髪でした。(^_^;)


水田竜子は、2番からステージを降り、ステージ向かって左側の客席通路で歌唱。
歌い終わってお辞儀した水田の後ろ、今度は右側の客席通路後方からみずき舞が登場し、
1番を客席で、2番をステージで歌唱。面白い演出でした。