あさみちゆき 青山劇場でコンサート



・あさみちゆき 阿久さんに恩返しの熱唱


・あさみちゆき、コンサートで阿久悠さんからの手紙を朗読


・あさみちゆきが阿久悠氏の遺志を継ぐ


台風20号が近づく中、開場〜開演時刻頃は大変な風雨で
傘をさすのも大変な状況。傘を飛ばされたであろう女性の悲鳴があちこちから聞こえ、
駅から青山劇場にかけて、骨が折れて開けなくなった傘の屍が
道すがらに累々と落ちているという地獄絵図でした。(+_+)


第一部はカバー曲ばかりで、一曲目は意表をつく「勝手にしやがれ」。
ダンサーと共にステージから数メートル上で歌うというド派手な演出でした。(←参考


あさみちゆきのコンサートは、“一緒に参加してもらう”ことをかなり意識しています。
そのため、一緒に歌う、ペンライトを振るといったお約束の場面があるほか、
曲を決めた上で事前にファンに呼びかけ、ステージに上がって一緒に演奏してもらうという趣向も。
一般観客がゾロゾロと客席からステージに直接あがっていく光景を
最初に見た時はぶったまげました(笑)。
小さなライブハウスとかならともかく、青山劇場の舞台ですから。


今回は、ゲストの大正琴のグループに「あさみちゆきオカリナ同好会」(前回よりかなり減った?)が
「ふるさと」を合奏。客席は映し出された歌詞を見ながら一緒に歌いました。


また、ラストの「あした」では、礼服でビシッと決めた男女40〜50名くらいの
「井の頭壮年合唱団」が客席からステージへゾロゾロ。
バンドのドラムセットよりもさらに後ろに横長く整列したので、歌う前に客席から
「(合唱団の人たちの顔が)見えないよー」と声がかかったものの、ちゆきサンは笑顔で
「見えない? すぐに見えるようになりますから」。


歌が始まると、合唱団全員が1メートルほどせり上がり、客席からどよめき(笑)。
ちゃんと台に乗っていたのでした。サビ部分のみ合唱。かなり壮大でした。
人数の把握とか、リハとか、事前の仕切りや準備が大変だったでしょうね。
一方的に聴かせるだけでなく、一緒に参加してもらう、一緒に楽しむコンサートにしたい、という
ちゆきサンの姿勢が色濃く反映されていることを感じます。


(追記)
公式サイトのBBSに、ファンの方が超詳しいレポートを書き込んでおられますのでご参考に。
http://bbs5.sekkaku.net/bbs/?id=chiyuki&mode=res&log=933#3660


 「聖橋で〜シングルバージョン〜」  『あさみのうたIII』


 あさみちゆきコンサート2007「青春のたまり場〜青山編」