『NHK歌謡コンサート』 3/11放送分 曲目


「春の最新ヒット歌謡曲


1.「望郷ひとり泣き」長山洋子
2.「なごり雨」石原詢子
3.「誰も泣きたい時代だね」田川寿美
4.「夜祭り恋唄」松永ひと美
5.「冬のひまわり」松原健之
6.「あさがお」あさみちゆき
7.「エンジンのない舟」和田青児
8.「雨恋々」清水博正
9.「桜、散る海」松原のぶえ
10.「片瀬舟」角川博
11.「恋ごころ」原田悠里
12.「若狭の女」神野美伽


今日は、まさに発売したてホヤホヤの新曲がズラリ。


石原詢子は、自ら和傘を持っての歌唱でイイ感じ。以前「ふたり傘」という
シングルも出していますが、その時は傘持って歌ったことありましたっけ?


松永ひと美は、私がこのブログを始めて以来この番組に初めて出たのではないでしょうか。
10年前の自身の曲をリメイクしたそうなんですが、すごくカッコいい曲です。


あさみちゆきは、以前「青春のたまり場」の時にやったように
客席の中に作られた小さなステージに立ち、(浮き島と呼ぶらしい)
座っている観客と同じ方向を向きギターを持って歌いました。
「あさがお」は、歌詞の内容といいテンポといい、手拍子するには半端なんですよね…。


和田青児。大変重みのある歌ですが、じっくりしっとり語るように聴かせてくれました。
あっ、この歌でいちばん肝心な、出だしの歌詞の字幕が…。


歌コン最前線。
清水博正でございますよろしくお願いいたしますー」


(のど自慢で歌った「雪簾」の神野美伽が横にいると言われ、一段と高い声で)
「夢のようですー すみませんー」
「神野さんに会えると思うとゆうべから眠れなかったんですよー」


うーん。今日に限ったことではないけど、
必要以上に丁寧な言葉遣いや、オーバーな驚き方は
ちょっとわざとらしく感じてしまう部分もあります。(^^;)
お年寄りに囲まれて育った彼にとってはそれが「素」であり
純粋なサービス精神の表れであるのはわかるんですが
もっとトシ相応な爽やかさとか、まっすぐさが伝わればいいのに。


「3歳の時にはもうマイクを持って歌っていた。
 演歌の影響を受けるきっかけになった、おじいさんおばあさんも会場に来ている。
 学校が休みの日は、温泉施設で歌っていた。そこで知り合った歌仲間で
 現在付き合っている人が200人くらいいます。…付き合ってるっておかしいですね。
 若い方で50歳くらい。最年長で98歳。
 今まで歌で励まされてきたので、これからは僕の歌を聴いて
 少しでも皆さんに元気を出していただければ、と思います」


「では歌っていただきましょう」と言われ、どうするのかと思っていたら
神野美伽が彼を導いてステージ中央へ。


低音までよく通る声でおごそかに始まり、「つらくはないのでしょうか〜」でグッと盛り上げ、
一気にサビで爆発する声の響きは、やっぱり引き込まれてしまいますね。
今日の出演歌手の中で、いちばん視聴者の心をつかんだのではないでしょうか。


ラストはキングレコードの歌手3連チャン。
「若狭の女」だけはキングHPのトップページで音と映像が流れるものの、
各歌手のページにはいずれも新曲の情報が出ていません。(+_+)


ちなみに原田悠里は、今日昼間の
スタジオパークからこんにちは」に出演してました。


 「雨恋々(あめれんれん)」清水博正