秋元順子のメロディの心地よさの秘密


ここで、以前から書こうと思っていた個人的分析をば。


「黄昏Love again」のサビが、すごく印象的に聴こえるポイントは


 ♪たそがれラーバッゲェエ〜ン


の「ェエ」でいったんメロディが上がっているところだと思います。
ここは、あたかも演歌のコブシに似た節回しの気持ちよさがあります。
(直後に続く「♪もいちどユーアッゲエーン」にはコレがありません)


これは、「愛のままで…」における


 ♪めぐりあう〜 きぃいぃせき〜


の「ぃいぃ」のトコロも同様です。


平坦なメロディの運びになってしまいそうなところを、
こういった小技を要所で効かせている辺りが、「上手いなぁ」と思うのです。
ここは、聴く人の耳に印象づけるための、かなり重要なポイントになっていると思います。


しかし、歌い回しのフレーズを、文字だけで表現するのは難しいですな。(^_^;)