演歌女子高生カレン 大阪でキャンペーン


・女子高生演歌歌手カレン念願デビュー
・現役女子高生の演歌歌手・カレン制服姿で熱唱
・女子高生演歌歌手カレン、大阪でつんく楽曲をPR


・カレン オフィシャルブログ 大阪キャンペーンの様子
 http://ameblo.jp/karen-nikki/entry-10356323059.html
 http://ameblo.jp/karen-nikki/entry-10356446612.html
 http://ameblo.jp/karen-nikki/entry-10357581257.html


秋らしく、カーディガンを羽織った制服姿で歌うようになりましたね。


さて今日も長文。
カレンがメディアで紹介されることが増えてきたのはうれしいですけど、
モーニング娘。のオーディションに落ちた」「つんく♂が見つけて育てた」
という点を強調して紹介されることも少なくないようです。
そのため、かつての中澤裕子(ゆうこ)、ソニンなどを連想し、
(あと、つんくは直接関係ないけど藤本美貴も?)
「あぁ、またアイドルに演歌を“歌わせる”企画ものか」と
思ってしまっている人も多いのではないでしょうか。


カレンは、小さい頃から母親の影響で演歌を聴いて育ち、やがて演歌歌手を志し、
様々な種類のオーディションを受けまくっては落ち続けていたそうです。
演歌歌手を目指すのに、モデルやタレントのオーディションは普通受けねーだろ、と思うのですが
その辺は、あくまで手段の一つとして考えていたのかもしれません。(^_^;)


中澤裕子は、モーニング娘。在籍中に“演歌”でソロデビューすることになった時、
演歌に対してまったく接点がなく、歌うことにかなり戸惑ったそうです。
しかしカレンは、演歌歌手になるという当初からの夢を
遠回りしながらやっとつかみ、自ら進んで歌っているのです。

決して、売れないアイドルが企画モノで演歌を“歌わされている”のではありません。
そこんとこ間違えないように。


また、つんく♂は楽曲を提供し、全体的なアドバイスはするものの
おそらく具体的な売り出し方や活動方針を主導しているのは、ビクターエンタテインメントのほう。
ビクターも、つんく♂の名前に頼ったり、アイドルファンだけに向けて
カレンを売ろうとしたりしているわけではないでしょう。
もしそうであれば、「未練坂」だけをA面にしてデビューさせていたはずですし。
あえて「泣くなオカメちゃん」を残してA面にしたのは、
幅広い年齢層に愛される歌手を目指している姿勢の現れだと思います。


カレンは若いのに演歌好き…でありながら、大江裕のように浮世離れしたところがありません。
デビュー当時の神園さやかのような、ふた昔前の高校生のビジュアル&キャラクターでもありません。


「現代の女子高生らしさ」と「演歌好き」と「歌の実力」が同居するって、
スゴイことだと思いませんか?


本人のブログを読んでいると、本当に演歌が好きで、
積極的にキャンペーン活動していることが伝わってきます。
ずっとお母さんを見てきて、歌手としてやっていくことの厳しさは十分知っているはず。
それでも夢を曲げることなく演歌歌手になってくれました。
そのうえで、若い人にも演歌のよさを伝えられないかと、彼女なりに本気で考えてくれているのです。
頑張っている姿を見ると、応援せずにはいられません。