AKB48メンバー岩佐美咲、演歌歌手を目指して長良プロ所属へ


AKB48のチームAメンバー、岩佐美咲(いわさみさき、愛称・わさみん)が、
これまで所属していたプロダクション尾木から
長良プロダクションへ移籍することが発表されました。


プロダクション尾木の公式発表
 http://akb48teamogi.jp/news.html
AKB48オフィシャルブログ (2011/03/29)
 http://ameblo.jp/akihabara48/entry-10845455570.html


AKB48のオフィシャルブログでは、
“演歌歌手という夢に向かって前進する為に”と明記されています。
1995年1月生まれの16歳。


・Wikipedia「岩佐美咲」


以前から「演歌歌手を目指しています!」とはっきり公言していたのでしょうか?
私は、AKB48は主要メンバーしか知らなかったので
演歌を歌うメンバーがいることはノーマークでした。_| ̄|○
よく考えたら、昨年9月にAKBのチーム尾木と城之内早苗が共演したイベントがあって
岩佐美咲は城之内と一緒に歌っているようです。


YouTubeで検索すると、わさみんが演歌を歌う映像がいくつか見つかります。
収録された時期にも開きがありますし、これらだけを材料に判断すべきではありませんが
かなり通る声で、音感もいいほうですし、何よりこの年齢で“演歌っぽく”歌えるのはすごいことです。
ただし、素人耳にも、歌唱力はまだ荒削りすぎる印象。
歌い方を聴く限り、小さい頃から演歌に慣れ親しんでいる、という感じもしないんですよね。


そもそもAKBは、様々な分野を目指すメンバーが集まり
グループとしての活動を通じて学び、吸収する場であり、
やがてそれぞれの夢に向かって卒業していかなければならない…というような
コンセプトだったと思うので、このように特化した進路を選ぶメンバーが出てくるのは
当然のことなのかもしれません。


演歌界を牽引する氷川きよし水森かおりを擁する
長良プロダクションが迎え入れる以上、すぐにデビューさせるとは考えにくく
じっくりレッスンをさせ、本格演歌歌手に育て上げることを期待せずにはいられません。
両立させるのであれば、AKBのネームバリューをいかし、話題性にも事欠かないでしょう。
かつてのおニャン子クラブにおける城之内早苗、あるいは
ハロー!プロジェクトにおける前田有紀のポジションを連想してしまいます。


よくある誤解として、城之内早苗が
「アイドルから演歌歌手に路線変更した」と思われていることがあります。
城之内はおニャン子クラブに入る前から民謡・演歌の素養があり、
歌手としてのデビューを目指していた時期に
たまたまおニャン子への加入を勧められオーディションを受けたそうです。
自分の特徴づけと生き残りのために
アイドルがあえて演歌の道へ進んだ、というわけではありません。


・AKB岩佐美咲、演歌歌手に“転身”