紅白歌合戦は夏川りみ&秋川雅史の「あすという日が」に注目


さて紅白歌合戦の出場者が発表になったわけですが
個人的には、夏川りみ秋川雅史が揃って復活したのが印象的です。


『どうせ「涙そうそう」と「千の風になって」を歌うんでしょう?』
と思ったアナタ、ちょっと待ってください。


実はこの2人、今年、震災に関連した曲の一つである
「あすという日が」という曲を競作で発売しています。


 「あすという日が」夏川りみ (9月21日発売)
 「あすという日が」秋川雅史 (9月21日発売)


もともとは合唱曲だそうです。大会が震災のために中止になってしまい、
県代表として出場するはずだった仙台市・八軒中学校の吹奏楽部と合唱部が
避難所になった自分たちの中学校の体育館で
被災者の皆さんのために演奏した曲の一つがこれだったそうで、
その模様がテレビで報道されて感動を呼んだという経緯があります。


夏川りみは、かなり早い段階になりますが、4月12日に歌謡コンサートに出演し、この曲を歌っています。
その後、10月4日には夏川りみと秋川雅史が揃って歌謡コンサートに出演し、デュエットが実現。
レコード会社の枠を超えた競作ですが、2人がデュエットして歌うのが
この歌の完成形と言えるのかもしれません。


おそらく紅白でも、2人で「あすという日が」を歌う場面があると思われます。
あるいは「涙そうそう」「千の風になって」とあわせた3曲スペシャルメドレーかも。
いや、あくまで私の勝手な予想ですけど。


涙そうそう」「千の風になって」、それぞれ歌謡史に残る大ヒット曲を持ち、
紅白で歌い続けた共通点を持つ二人が、ブランクを経て
再び紅白の舞台に降り立ち、同じ歌をうたう。
おまけに、“夏川”と“秋川”。なんだか出来すぎた話ですが、不思議な縁を感じます。(^_^;)


夏川りみは紅白で「涙そうそう」だけではなく「花〜すべての人の心に花を〜」も歌っています。