三山ひろし ファーストコンサート開催


・三山ひろし ねづっちと初なぞかけ披露
・ねづっち コンサート進行役に初挑戦
・三山ひろし、初ソロ公演…ねづっちが司会


デビューからちょうど3年となるこの日、東京・有楽町のよみうりホールでコンサート。


三波春夫俵星玄蕃」の熱演がとにかくすごかった
・ステージ上でのトークや目配り、臨機応変な対応っぷりは、もはやベテランの域
・初披露された未発表曲は、中村典正先生が
 三山くんを泣かせる気まんまんで作ったとしか思えない(笑)
・「演出の都合上、花束やプレゼントは終演後の握手会で」と書かれた
 貼り紙があれだけあったにも関わらず、まったく読んでいない観客の皆さん(苦笑)


さて、三山くん本人の感想はこのくらいにしておいて。(←オイ)


第二部では、謎かけで有名な ねづっち(Wコロン)が登場。
話題づくりのためにタレントが激励に駆けつけました、というのではなく
しっかりと進行役を務めてくれました。


ステージ上に酒場のバーのようなセットが組まれ、
“人恋酒場”のマスター・ねづっちと、その客・三山くん、といった設定。
スクリーンで、三山くんの昔の写真や映像を映しつつ
カウンターの中にいるねづっちと、イスに腰かけた三山くんがトーク
生い立ち、歌手を志したきっかけ、上京する時の話など時系列を追って話し、
その都度、思い出にまつわる歌を前に出て歌いながら進行。


三「女手ひとつで育ててくれたお母さんに、なんとか楽をさせたいと思って…」
ね「えらいですねー、ボクなんか親のスネかじることしか考えてませんでした」


ねづっち自身は、それほど演歌や昭和歌謡には詳しくないようでしたが
観客と同じ視点に立って、ツボを押さえた質問を投げるので、
(無論、ある程度の台本はあったでしょうけど)
三山くんをあまり知らなかった人でも、これまでの歩みや人柄が
とても自然に理解できたのではないでしょうか。
お笑い芸人が、演歌歌手と同じ舞台に立った時にありがちな、
大げさに驚いたり、茶化したりといったことなく、(それでもしっかりと笑いはとりつつ)
堅苦しい感じのない、とてもいい司会ぶりでした。


いずれ、こういう演歌コンサート司会の仕事をやっていってもいいんじゃないでしょうか?(^_^)
安心して任せられそう、という感想を持ちました。


謎かけは、お笑い芸人のギャグネタと違ってわかりやすく、
演歌の年輩層にもウケるので、これは大きな武器だなと実感。
(謎かけは別にねづっちの専売特許ではありませんが)


綾小路きみまろがそうであったように、演歌コンサートの司会者として
お笑いのできるタイプの人がいてもよいと思います。


・ねづっち(Wコロン)公式ブログ
「演歌歌手、三山ひろしさんファーストコンサートの二部の司会でした!」 (2012/06/03)
三山ひろし公式ブログ
 http://blog.oricon.co.jp/miyama-hiroshi/archive/1453/0