島倉千代子 死去 75歳
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あぁ… お千代さんが逝ってしまわれました…。（T＿T）
報道記事を集めながら、まだ気持ちの整理がつきません。肝臓ガンだったとは…。
「人生いろいろ」が世間的には有名なわけですが
最初に知った島倉千代子さんの曲は、子供の頃にテレビで聴いた「鳳仙花」だったと思います。
「東京だョおっ母さん」は、「岸壁の母」と並んで戦後の日本を歌った名曲。
島倉さんは、コンサートやイベントで何度か間近でお見かけしたほか
新曲を出した時にインタビューさせていただいたこともあります。
歌手生活、約60年。誰よりもベテランなのに、偉ぶったところがまったくなく
カチコチに緊張している私のような若造を相手にとても気さくにしゃべってくださり、
ちょっと難しい質問に本気で困ったり、写真を撮る時になると照れたり。
非礼を承知で書くなら、とても可愛らしい方でした。
最後に見たのは、島倉さんの75歳の誕生日である今年3月30日に
五反田ゆうぽうとで行われた「コロムビア大行進」で歌う姿。
近年は、声が思うように出ないのを自分でも気にされていたでしょうに
それでも体調が悪いのを隠して歌っていたのだと思います。
作詞：喜多條忠氏、作曲：南こうせつによる曲を、自宅でレコーディングした遺作
「からたちの小径（こみち）」があるとのこと。
最後まで現役であり続けた、偉大なる歌い手でした。
どうぞ安らかに…。
