伍代夏子　写真の無断転載を指摘されブログを閉鎖

・伍代夏子オフィシャルブログ「夏子日和」
　http://ameblo.jp/godai7253/

自分が作ったとされる料理の写真や、頂きものだとされる品の写真が
別のサイトや個人のブログから無断転載したものだったことが発覚。
まとめサイト等で転載元のサイトと比較検証され、
ブログのコメント欄に厳しい指摘が相次ぎました。

「お恥ずかしい話、ワタクシは今の今まで
　ウェブ上にある画像は自由に使っていいものだと思っておりました」
（伍代夏子オフィシャルブログ「ご指摘、有難うございました m(__)m 」より引用）

この弁解を読んだ時、正直、あきれると共にガッカリしました。
これが、伍代さん（あるいはスタッフ）の偽らざる本音なのだとしたら
音楽というクリエイティブな世界に身を置いている人の認識として
あまりにも「お粗末」と言わざるを得ません。残念ながら。

自分が作ったとされる料理の写真まで転載されたもので、しかも
その点数があまりに多かったために

を糾弾されるだけにとどまらず、

・実際には料理を作っておらず、嘘でファンを欺いていたのでは？

という疑惑まで持たれてしまうことになりました。

「これからはきちんと許可を頂き掲載させていただきます」

というくだりもありましたが、基本的にブログというのは
自分が撮った写真、自分が関わった写真だけを載せるべきで
批評する目的でない限り、わざわざ許可を取って他所の写真を拝借してまで
書くようなものではないでしょう。
この辺に、ブログに対する考えが少しズレている事が垣間見えます。

私が見たところ、料理や頂きものの写真以外にも
書くことがなくて困った時にネタをひねり出すためだったのか、
「今日は何の日？」的な記事をわざわざ作るために
行ったことがないはずの外国の風景写真や
過去のニュース写真をどこからか拝借していたケースも見受けられました。
（もちろん著作権フリーの写真だった可能性もありますが…）

画像検索して、トリミングまでするような作業を
伍代さん本人がやっていたのでしょうか？
もしかしたら、こういう事を書いておいて、という指示だけして
画像の準備や実際の文章作りはスタッフがやっていたのかも。
…いや、これは勝手な想像の域を出ませんね。
写真はともかく、ブログに書いてあることは本当だったと思いたいです。

事実にもとづいて、代理人が書いていてもいいと思います。
ただし伍代夏子のオフィシャルブログである以上、
当然、責任は伍代さん本人にあるわけです。
「ウェブ上にある画像は自由に使っていいものだと…」と
意識の低さを露呈させつつも、
「写真選びについてはスタッフに任せていたので」などと言い訳することなく
全面的に非を認めたのは大変潔いと感じました。

7月14日夕方までに、ブログは閉鎖のお知らせ等だけを残して
過去の記事は見られない状態になりました。
ブログそのものを完全削除したら「逃亡した」と言われるだけですから
謝罪文だけを残したこの形は、妥当ではないでしょうか。

本当に料理を作っていたのか、の真偽は調べようもありませんので
さておくとして、写真の無断転載に限っては

「紅白にも出ているベテラン演歌歌手なのに、
　著作権に対する意識がそんなに低いの？」

と、驚きあきれている人がほとんどだと思います。

私も、なぜこんなことになってしまったのか…と思う一方
演歌歌手とそのファンはやっぱりまだその程度か、と思ったり、
無断転載が横行しているネット上ではさもありなん、と思う自分がいます。
機会があれば考察を書きたいと思います。

これを読んでくださっているあなた、大丈夫ですか？
伍代さんと同じように、ネット上にある画像は勝手に使ってよいものだと思って
軽い気持ちで自分のブログにペタペタ貼り付けていませんか？