「月刊カラオケONGAKU」「月刊歌謡アリーナ」が休刊


いつも当ブログで表紙を紹介しているカラオケ情報誌のうち、
2誌が休刊することが分かりました。


「月刊カラオケONGAKU」が、
9月下旬に発売済みの11月号をもって休刊するとのこと。(T_T)


月刊「カラオケONGAKU」2014年11月号 「月刊カラオケONGAKU」2014年11月号


ブティック社 『カラオケONGAKU休刊のお知らせ』
 http://www.boutique-sha.co.jp/message/detail/398


10/10に発表されていたのですね。
更新停止しているサイトのほうばかり見ていたので気付きませんでした。
カラオケONGAKUは編集・発行が颯爽社、発売がブティック社という形です。
他のカラオケ誌よりも、氷川きよしが表紙を飾る回数が多い印象でした。
11月号には普通に次号のお知らせも載ってたのに…。(/_;)
誌面上での告知が何もなく、「次の号は出ません」と発表されるという突然の休刊。


‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥


「月刊歌謡アリーナ」は、今月発売(10月21日発売)の12月号をもって休刊だそうです。(T_T)


月刊歌謡アリーナ2014年12月号 「月刊歌謡アリーナ」2014年12月号


・夢グループ・創遊社 『月刊 歌謡アリーナ 休刊のお知らせ』
 http://www.kayo-arena.com/


奇しくも、どちらも氷川きよしが表紙の号が最終号に。
休刊なんて、どんな雑誌もいつも直前に発表されるのが常とはいえ、
2誌がほぼ同時に休刊なんて、演歌カラオケ雑誌に何が起こっているんでしょう…。
「休刊」といっても、実質的に「廃刊」になるケースがほとんどです。
いったん休刊した雑誌が、その後同じ形で復活したケースは極めて少ないのではないでしょうか。


もともと出版不況・雑誌不況で販売部数が伸びないうえ
音楽雑誌が依存する音楽業界もCD不況で厳しく、広告出稿が見込めないのかもしれません。
休刊する2誌にかぎらず、各カラオケ情報誌に掲載されている広告の内容をひと通り見れば、
どこも苦労して広告主を探していることが窺えます。


でも今回、2誌が休刊に至った理由はそれだけじゃないような気がするんですよね…。
それぞれに、まったく違った事情があるのかもしれません。


特に「歌謡アリーナ」は、今年発行元を夢グループに移管したばかりでした。
売上部数などを理由に判断するには早過ぎるのではないでしょうか。
「大幅な誌面リニューアルに伴う準備のため」
「リニューアル創刊の暁には、これまでと変わらぬご愛顧を」
という文面を信じて、近々復活することに期待します。(>_<)


・月刊演歌雑誌が相次ぎ休刊…『歌謡アリーナ』『カラオケONGAKU』


(追記)
「みんなの歌謡曲」の無料デイリーメルマガ「みんかよメール」10/24付にて
カラオケONGAKUおよび歌謡アリーナから届いた挨拶文の一部が紹介されています。
http://minkayo.com/index.php/mailnews/515-20141024