三山ひろし&花見桜幸樹 異色の「けん玉vsヨーヨー」対決! ニコ生で放送


・三山ひろし、紅白に「出たい」歌いながらけん玉披露
・三山ひろし けん玉コラボで紅白狙う
・けん玉VSヨーヨー 三山“異種競技対決”制し、紅白にも意欲
・けん玉三山とヨーヨー花見桜が新曲PR
・けん玉演歌歌手&ヨーヨービジュアル系歌手が紅白目指し共闘
・けん玉・三山VSヨーヨー・花見桜の結果は!? 新曲発表で異色の対決
・三山と花見桜、けん玉VSヨーヨー対決!
・「けん玉」と「ヨーヨー」を駆使し、演歌界の新スターが歌合戦 (FNN)
・鬼龍院翔命名「花見桜幸樹」ほかにも名前候補あった (ドワンゴジェイピー)


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「けん玉演歌歌手・三山ひろし」vs「ヨーヨービジュアル系ムード歌謡歌手・花見桜幸樹」。
花見桜幸樹とは、ヴィジュアル系バンド「ダウト」のボーカル・幸樹
バンドと併行しムード歌謡歌手として活動することになった名義です。
普段絶対に交わることのないであろうファン層が同じ会場に集まった、異色のイベント。
会場は東京・八重洲のHIT STUDIO TOKYO。ニコ生の番組としてネット生中継されました。
今日はどうやら、客席左半分を花見桜幸樹のファン、
右半分を三山ひろしのファン、と分けて座らせているようです。


14:30から生中継スタート。二人がステージに上がると、あとはもう
二人のフリートークで進行… というか、初っ端から三山のトーク全開(笑)。
ニコ生の画面には、早くも「芸人かな?」「トークうまいね」等のコメント多数。



三山が持っているけん玉が、ギャグ漫画のようにデカイ(笑)。
「大けん玉Lサイズ」という名称で、これも日本けん玉協会推奨の正式なけん玉なのだそうです。
赤い玉が、まるでリンゴのようなサイズ。重そうです。


それぞれ、けん玉、ヨーヨーの腕を披露すべく、1コーラスずつ歌唱。
まずは三山が「あやめ雨情」。左手にマイクを持って歌いながら、右手は休むことなく連続で技を披露。
途中、サッカーのリフティングのようにヒザで玉を蹴る技も。
大きなけん玉なのに、玉を一度も落とさず、しかもCDと違わぬ歌のクオリティ。
これにはニコ生視聴者も驚きのコメント。



続いて、花見桜がムード歌謡歌手としてのデビュー曲「アイラブ東京」。イントロでヨーヨーの技を披露。
歌詞の「東京」を「ヨーヨー」に変えて歌います。ヨーヨーは始めてまだ4カ月だそうです。
さすがバンドのボーカル、ムード歌謡を歌っても、その歌い方の端々にかっこいい色気がにじみ出ます。


それぞれお互いに、けん玉とヨーヨーの技を相手にレクチャー。
けん玉の基本技が意外と難しく、苦労する花見桜。ヒザを使って体全体を上下させるのがコツ。



花見桜から教わってヨーヨーの技(ブランコ?)にチャレンジする三山。
ヨーヨー本体が糸の先で回転を続けている状態で、糸を様々な形にするようです。


今度は、お互いのファンを交換してみるという実験。
花見桜ファンは、三山の曲にどういうノリで反応するのか?


三山も、「あやめ雨情」をバンドのボーカルのノリで歌って盛り上げようとします。
「みんなオーケーイ?」「センキュー!」「みんなー!行けますか!」「イェーイ!」「のってるかー!」
ファンを立たせ、曲に合わせて右拳を振り上げ「ッオーイ! ッオーイ!」
…このノリを演歌で見たのは初めてです(笑)。



大きなけん玉を持ったまま振り続けるので、かなり大変だったはず。フルコーラス歌ってヘトヘトに?



写真だと分かりづらいですが、花見桜ファンが「あやめ雨情」に合わせて
ヘッドバンギングしている所。(※上半身を前後に揺らすので、この場合正確には「折りたたみ」と呼ぶそうです)
しかしテンポがゆっくりなので、お辞儀をしてるようにしか見えません(笑)。


そのうち三山も、煽りで何を言ったらいいかわからなくなったようで
最後には「空まで飛んでいけー!」と、迷言(?)も。


代わって花見桜が三山ファンに向かって「アイラブ東京」を歌います。
三山ファンもノリよくペンライトを振り、「コウちゃーん!」の掛け声であたたかく盛り上げてくれました。
ヨーヨーに真剣に挑むイケメン花見桜の様子が、マダムの心をわしづかみ。


いち早く先行ダウンロードした人をステージに上げて3ショット写真を撮るサービスを挟みつつ、
最後に、花見桜がもう一度「アイラブ東京」、そして三山は新曲「お岩木山」を熱唱。



熱い抱擁。ジャンルを越えた友情が生まれた瞬間です!


「対決」なんて雰囲気ではなくなってきましたが、とはいえ
いちおう勝敗を決めなければならないということで
会場の拍手、およびニコ生画面のアンケートで、どちらが良かったかを投票。
その結果…。三山52.9%、花見桜47.1%。大変いい勝負で、三山ひろしの勝利でした。
全身で喜びを表現する三山。お互いの健闘を称え合って握手。
花見桜は「むしろ47%もあるなんて、奇跡の数字ですよ」と謙遜。


ステージからは、コメントが流れるニコ生の画面も見えていたようで、三山は


「さっきから画面に出てる、この『88888888』て何なんですか? 拍手の音?
 あーそういうことか! なるほど! 全然分かりませんでした。
 …三山なんで、『3333333』でもいいですよ!」



途端に「3333333」で埋まる画面(笑)


終始、三山が達者&軽快なトークと気配りで引っ張り
花見桜が負けまいとそれに応じて切り返す、という感じだったかも。
双方のファンの皆さんが、お互いをリスペクトしつつ
盛り上げる雰囲気が伝わってきて、すごく楽しかったです。
お世辞抜きに盛り上がったのではないでしょうか。
またこのような、垣根を越えたイベントが開かれるといいですね。(^^)


「アイラブ東京」は、大変聴きやすく覚えやすいメロディで
アレンジもカッコよく、クオリティの高い“歌謡曲”ですね。洗練されたムード歌謡、という感じ。
なので花見桜幸樹を「演歌歌手」と呼ぶのには抵抗があります。
MVも、曲の前後にちょっとした無声映画のようなストーリーが加えられた凝ったもので、
花見桜の華麗なステップも素晴らしく、見入ってしまいました。



「お岩木山」三山ひろし 【Type-A】 「お岩木山」三山ひろし 【Type-A】
「お岩木山」三山ひろし 【Type-B】 「お岩木山」三山ひろし 【Type-B】




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