矢吹春佳 活動再開へ


11月25日発売の「恋情話」で復帰するようです。
矢吹春佳は1995年にデビュー。第28回日本有線大賞などで新人賞を獲ったほか
歌うヘッドライト」のパーソナリティもやっていました。
2002年をもって活動休止。


「小豆島発 演歌ルネッサンス」というイベントの第一回(1994年開催)グランプリ受賞者。
それも一つのきっかけでデビューしたのでしょうか。
私が記憶にあるのは、その演歌ルネッサンスの最後のイベント(2000年)に出ていたことくらいで
実はリアルタイムではほとんど知りません…。
まだWikipediaや個人ブログ等も一般的でなかった時代ですので
ファンサイトなどもなく、当時の活動についてネット上の情報はかなり乏しいですね。


さて復帰作となる「恋情話」は、実は1995年3月発売のデビュー曲。
かといって再レコーディングしたものでもなく、リマスター音源なのだそうです。

デビュー曲「恋情話」と4枚目のシングル「夫婦純情」、
そのカップリング曲 「幸せごころ」の3曲のリマスター音源を収録したシングル盤。
長いブランクを経て、まずは今の演歌ファンの方々に
その「矢吹春佳の歌声」を聴いて頂きたい・・・
矢吹春佳の「名刺代わりの1枚」です。


ビクターエンタテインメントのサイトより引用)


リマスター音源というのは、かいつまんで言えば
昔の音源をリフレッシュしたもの。


歌手がレコーディングするとき、ボーカルや各楽器などのパートは
それぞれ別々のトラックに録音されて保存されています。
最終的にCDに収録する曲を作るために、それらのバランスを整えて
仕上げる作業を「マスタリング」と言います。
どの楽器を目立たせるか、エフェクトをどの程度かけるか等、
マスタリングエンジニアの腕によって、同じ曲でも印象は大きく変わってきます。
昔の音源を、現在の解釈で再びマスタリングし
より美しく、メリハリのきかせたものがリマスター音源です。
…こんな説明で合ってますかね(笑)? (^_^;)


ビクターエンタテインメントのサイトでは、「夫婦純情」だけ“新録音バージョン”と表記してあります。
説明文と照らし合わせると、これは今回の活動再開にあたって
新たに録音した、ということではなく、もともと以前活動していた時に
旧バージョンと新録音バージョンが存在していた、と解釈すべきと思われます。


でも、ジャケット写真は、新たに撮影した近影のようです。
発売にあわせて歌唱キャンペーンなども行うとすれば、生で本人が歌って聴かせるけれども
売ってるCDは昔の声、という奇妙なことになるのでしょうか。


「恋情話」矢吹春佳 「恋情話」矢吹春佳