二の字みだれる


昨日の大石まどかニコンサートは見に行けなかったため、各スポーツ紙のサイトでチェック。
最新曲「忍び里」の購入者から抽選で無料招待したもので、
会場は所属事務所サンミュージックが目の前にある四谷区民ホール。


24時間の神話」のヒットで知られる2人組デュオ・VOICE(双子の兄弟)の弟である
別所秀彦との交際が明るみになった直後ということもあって、マスコミがたくさん押しかけたようだ。
演歌歌手のごくフツーの小コンサートだし、前日の交際報道がなければこんなには集まらなかっただろう。
なんかタイミング良過ぎるような気がするが、
各紙の記事にはちゃんと「忍び里」の曲名も出てるし、大きな宣伝になったようだ。



・大石まどか、交際順調も「今は歌の道」


・大石まどか 結婚前提の交際


・大石まどか、別所秀彦との交際を報告


しかし意外だよなー。音楽ジャンルも違うし、
「同じ北海道出身」ということくらいしか共通点はない2人なのに。
何度か本人には仕事でお会いしているのだが、
最近のセールスの好調さもあって充実している様子は伝わってくるものの
周囲に艶を撒き散らす派手な美人タイプではなく、決して出しゃばらず、
いつも控え目で(それは歌手として弱点なのかもしれんが)
どこか薄幸そうな雰囲気の抜けない人だったので。(スミマセン)


とは言っても決して暗いワケではなく、さっぱりした性格の人で、トークは面白いのだ。
大石はラジオ日本の公開録音番組『えんかe−ジャン!』の司会を
和田青児とコンビで担当しているのだが、今度の収録ではゲスト歌手そっちのけで
和田からさんざんツッコまれることだろう。


東芝EMI時代は果敢に歌謡曲に挑戦し、リストラをテーマにした
「春遠からじ」など名曲を残したものの不振。
コロムビアに移籍して演歌路線に戻してからは「深い川」「紅いろ椿」そして「忍び里」と
ずっと好調なので、まぁ実際にはまだかなり遠いとはいえ
紅白が射程距離に近づいてきているのは確かだ。
移籍後の3作とも安心して聴ける弦哲也メロディゆえに、
無難すぎて聴く側としては正直物足りなさはあるが
カラオケファンの定番銘柄歌手を目指すうえで、この路線を続ける策はまったく正しい。


しかしマスコミ(特にテレビ)の連中は、演歌歌手のインタビューとなると、
お題目のように「目標は紅白ですね」と聞くのはやめてくれんか。
少しは取材対象について勉強してから来やがれ。