小林幸子と新潟と地震の関係



・小林幸子 故郷に沈痛メッセージ


・小林幸子さんの新曲発表中止


小林幸子さんは昭和39年6月にデビュー、わずか10歳で単身上京した直後に
実家(精肉店)のある新潟が大地震に見舞われ(昭和39年6月16日)、
以後一家の運命は大きく変わっていくことになります。
NHK『わたしはあきらめない』に出演した時のインタビューをまとめた本が手元にありますが、
その中に、当時の新潟地震から間もない頃に撮影したと思われる写真が載っています。
見開きで掲載されたモノクロ写真は、大きな橋のすぐ近くとおぼしき広い道路。
一面のアスファルトがメチャクチャにひび割れて陥没、その上にポツンと一人で立つ、まだ幼い幸子さん。
けっこう衝撃的です。


「小林幸子 わたしはあきらめない」(KTC中央出版)


あ、発売に先駆けて行う「記者発表会」は中止になりましたが、
新曲そのものは予定通り発売されるはずです。
ただし、今回の地震をうけて、最初の意図通り「新潟市のイメージソング」として打ち出していくだけでよいのか、
新たな意味合いを加える必要があるのか、(例えばの話ですが新潟復興応援ソングとして、とか)
慎重に検討する必要があるとは思いますが。