『NHK歌謡コンサート』公式HP


NHKのサイトに、番組の立派なHPが出来てますね。


 『NHK歌謡コンサート』公式サイト http://www.nhk.or.jp/utacon/


なんと、スタッフページがあります! しかも名前はニックネーム表示(笑)。
これまで、スタッフが表に出ることはなかったので、なんだかスゲェ画期的です。
いい意味で、これまでのNHKらしくない雰囲気が伝わってきます。
さすが「NHKは変わります」と言っただけのことはあるぞ。(^_^;)


「前回の放送」コーナーでは、前週の出演者・曲目に加え、
テレビでは見られない、楽屋前での歌手の写真が添えられています。
おそらく写真は週が変わると消えてしまうと思われますが。
出演者・曲目(06年4月以降)が記録されていく、バックナンバーコーナーもあるようです。


私は毎週番組を録画して実際に見ていますし、何より、後で検索しやすいこともあるので
こちらの日記でも、出演者・曲目の記録は、これまで通り続けると共に
トーク内容や衣装、セットなど、気がついたことも書き留めていくつもりです。


ところで、先週の小田切アナに替わっての第一回目ですが。
その司会ぶりについて、ネット上でチラホラ見受けられる評判がよろしくないようで、
何だか怖くていまだに録画を見ておりません…。(^_^;)


慣れていないのと、歌手それぞれの名前やキャラクターについて知識の蓄積がまだないのは
もう仕方がないので、あたたかく応援しつつ、彼が演歌にハマっていく様を見守ることにしましょう。
安心して見られるマジメなアナウンサーがお好きな方もいらっしゃるでしょうけど、
田切アナのキャラクターが、より明るい番組の雰囲気を作ってくれるはずです。(^_^)


「歌コン金メダル!」については、瀬口侑希にいきなり高得点が出たようで
情に流されやすい客層ゆえ、ある意味予想通りといったところでしょうか。
「お願いします!」と必死に審査員に訴えるとプププッと点数が上がる
『欽ちゃんの仮装大賞』に近いものがあるような。(^_^;)


あ、もちろん瀬口侑希は金メダルに相応しい実力を持った、
もっと評価されてしかるべき歌手だと思います。(「火垂海峡」とか好きなんですけど)
ただ、これから出る歌手に、ものすごいプレッシャーがかかるのは間違いなく
点数の差が出てしまった場合にあまりに生々しいので、
近いうちに採点方法が変わるような事態にならないかと心配です。


若手お笑い芸人を客席が評価する『爆笑オンエアバトル』の場合
点数が低くて、ネタ披露が放送されなくても、それはネタを作った彼ら自身の責任です。
「チクショー、でも今度はもっと面白いネタで笑わせてやるぞ!」と
別の持ちネタを披露すればいいのですし、名誉を挽回するチャンスはまたやってきます。


でも、歌手の場合、歌を作ったのは作家の先生方であり、曲を決めたのはディレクターです。
歌唱力、ルックス、トーク、衣装、表情、雰囲気など判断要素はたくさんあると思いますが
曲の出来の良し悪しに大きく左右されてしまうわけです。


そしておそらく、このコーナーに出演するチャンスは一度きり。
そこで金・銀・銅と判定するのは、数少ない全国放送テレビという晴れの舞台で
歌手にレッテルを貼る行為に他なりません。
お笑い芸人と同じようなやり方で歌手を評価するのは、かなり危険だと思うんですけどね。


歌手に順位をつけるというのは、歌手サイドに決して歓迎されるものではないのだと
「紅白に出てほしい歌手世論調査」や「スキウタアンケート」で
学んだはずなんじゃなかったのかなー。(^_^;)