アニメ『らき☆すた』から演歌がリリースされる
「三十路岬」小神あきら (CV.今野宏美) 8月29日発売
・ランティスの商品紹介ページ
http://www.lantis.jp/new-release/data.php?id=a37c33a793a2c08a133e36d916601b47
えー、ハルヒのアニメは何回か見てたんですが
『らき☆すた』はまったく見ていませんし、どんな内容なのか知識がありません…。
このアニメ、エンディングが毎回異なるそうで、先日の放送では
この声優さんが着物姿で歌う演歌のロケ撮影PV風映像(実写)が流れたそうです。
萌えキャラ主体のアニメで人気が出ると、
声優が歌うキャラクターソングが大量にリリースされますが
ついに演歌が出るとは…。
「初回限定生産として、演歌ならではのカセットテープもリリース!」
…だそうです。芸が細かい。
この声優さんは実年齢も30代のようですが、だったら今野宏美名義で出すべきであって
キャラ名義で出すのはちぐはぐな気もしますが。
(追記)
YouTubeにアップされていたので観てみました。
さすが声優さん、声色の使い方は器用で、いかにも“演歌っぽく”歌っています。
執拗なまでのラ行の巻き舌や、最後の「みい゛ーそじ み゛さあ゛ぁーきーぃいぃぃ」の
ヤケクソのような唸りは、演歌の歌い方をデフォルメしたパロディであって、
苦笑するしかありません。決していい気はしませんが。
あくまでギャグでやってるんでしょうから、
「な、怒らんから正直に言うてみ? おまえ演歌バカにしとるやろアァン?」
と口にするのは野暮というものです。
(※演歌ではラ行の巻き舌なんて誰もやりません。念のため)
でも、それを差し引いたとしても、普段から演歌を聴きなれている耳からすれば
歌い出しからもう、明らかにヘタですな。
あくまで “演歌としては” であって、普通の歌ならきっと上手いのかもしれませんけど。
ふだん何気なく聴いている演歌歌手の発声・表現というものが
いかに優れた技術に裏打ちされたものであるかを痛感します。
もし、これを読んでいるあなたが、検索でたどりついたアニメファンで
「今野宏美、演歌もうまいじゃん!」と思っているのであれば、ひとこと言いたい。
本物の演歌歌手の歌を生で聴いてみれ。100倍感動するから。
ところで、これってシングルですから、
やっぱり演歌・歌謡ランキングに入るんですかね…?
ひと波乱ありそうな予感。