ジェロは秋元康プロデュース…


そんなふうに考えている時期が俺にもありました。
(↑使ってみたかっただけ)


えー。
ネット上を見ていると、早とちり&思い込んで記述している例が
結構散見されますので記しておきますが、
ジェロは秋元康プロデュース」とはどこにも書かれていません。


「海雪」を作詞しているのが秋元康氏であり、
ジェロが新人にもかかわらず各マスコミで派手に取り上げられたことで
秋元氏の後ろ盾や「仕掛け」があったのではないかと
勘ぐるのも無理はありませんし、これまで数々のグループや
歌手をプロデュースしてきた秋元氏の名前があるだけで
ジェロも同様の「企画モノ」だとみなしてしまう人も多いのでしょう。
でも、もしそうならその事実をもっと前面に出すはずだと思います。


ちなみに、ジェロの所属事務所は「ぐあんばーる」。
TUBE、清貴などが所属しています。
でも彼を発掘したのはビクターエンタテインメントで、
ぐあんばーるに所属したのは比較的最近だと思われます。
あの怒涛のマスコミ出演攻勢の背景には、多少なりとも
“事務所の力”があったかもしれませんが、だとしても
それだけであれほど数多くの番組出演を可能にできるとは思えません。
ジェロは、マスコミ側にとっても話題として取り上げやすい
格好のキャラクターだったのだと思います。
言い換えれば「熱しやすく冷めやすい」素材であることも否定できませんが…。


私は、演歌に対する彼の魂は本物だと思っています。
だからこそ、演歌歌手たちは彼を歓迎すると同時に
自分たちに“危機感”を感じなければなりません。
それについての考えを文章にしている最中なのですが、なかなかまとまりません…。