NHK『視点・論点』にジェロが出演


「シリーズ“和”の継承 演歌」というテーマでした。
こんなおカタイ番組にジェロが出るなんて意外です。(^_^;)
でも、きちんと語れる人でないと出られないでしょうから、スゴイことですよね。


この番組、一人で語る形式で、なんだか政見放送を見ているようでした。
10分間の番組のうち、前半はジェロが演歌に対する思いを語り、
後半は「えいさ」のPVがフルで流れました。


自分が演歌を好きになった経緯を説明しつつ、
演歌の美しいメロディ、切ない歌詞、そして歌手にいかに魅力があるかを語ってくれました。
彼はアメリカ人であり、他のジャンルの歌も幅広く聴いてきたうえで
そう思ってくれているのです。
「演歌しか聴いたことがありません」なんて人が語るよりも、よっぽど説得力があります。
非常にまとまっていてわかりやすい内容でした。
時間があったら、後で全文を文字起こししてみましょうかね。(^_^)


常に新しい要素を取り入れつつ、その時代に相応しい形で進化を続け、
若い人にも受け入れられる演歌とは、いったいどういうものなのか?
それは決して彼の義務ではありませんが、
そのチャレンジをやれる環境にいる歌手は、ジェロだけです。今のところ。


今回は「若い人に演歌のよさを知ってもらいたい」ということを
強調して語っていた感がありますが、楽曲作りや、プロモーション方法の点で
従来の演歌ファンへのアプローチも忘れないでほしいと思います。


ニュースを読むアナウンサーのように、手元に原稿が置いてあったようで
読み終わったものを自分の右側へ流す動作をしつつも、目線はずっとカメラのまま。
私も以前、NHKのスタジオパークで体験したことがありますが
TVカメラのほうに手元の原稿が映し出されて、それを読んでいるんですよね。(^_^)


・ジェロがNHK教育テレビ『視点・論点』に出演!“演歌”を語る! (CDジャーナル)