そして、2010年の演歌・歌謡界を展望してみる


あえてわかりやすいキーワードを挙げておきましょう。
それは「お笑い+演歌」です。


「吉本歌謡笑劇場」や、『リンカーン』での「演歌のフラワーロード」といった動きもあることですし
「実は演歌はキライじゃないし、歌うのも結構好きなんです」とカミングアウトするような
タレント・芸人が出てくることを期待しています。
(最近知った例だと、大沢あかねは小さい頃、細川たかし
 「望郷じょんから」を歌って地元の子供カラオケ大会を荒らしていたそうですし)


じゃあ芸人に演歌を歌わせて発売すればいいだろう、ということではなく
たまにやっている芸人歌合戦とかの企画で、誰でも知っている往年の演歌を彼らが歌うことで
演歌ってのは大人の世代がみな共有しているヒット曲なんだ…ということが
若い視聴者に伝われば十分なのです。


すでに、


「演歌って、別に好きでもないけど、歌手の歌の上手さや声の存在感はさすがだと思う」


といったことは、そろそろ若い人にも共通感覚としてだいぶ広がってるんじゃないでしょうか。


ただ、お笑いタレントばかりのバラエティ番組に
演歌歌手がゲストで出るのはやめたほうがいいです。
歌だけならともかく、トークはまるっきりダメですから…。(^_^;)


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一年くらい遅れても、二匹目、三匹目のドジョウを狙うのがこの世界ですから
どこかのレコード会社が、10歳前後の若い演歌歌手をデビューさせるかも?


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コロムビア・ミュージックエンタテインメントは創立100周年を迎えます。
90周年アーティストとして2000年にデビューしたのが氷川きよしでした。
当然、100周年記念アーティストが準備されていることが予想されます。
ただし、演歌・歌謡系でなく、ポップス歌手である可能性もあります。