あさみちゆきフォトブック「あした」


さて、デビュー記念日&初の渋谷公会堂コンサートの日に
発売された、あさみちゆきフォトブック。
彼女のこれまでの歩みがぎっしり詰まった、読み応えのある
とてもよい本に仕上がっています。


上京時やデビュー前後からの貴重な写真はもちろんのこと、
これまで歌ってきたさまざまなステージ&路上ライブ、
故郷・山口県での写真、歴代のギターの変遷、目玉おやじグッズコレクション、
ファン有志による井の頭公園ライブの準備の様子など、
「歌の手帖」ならではの着眼点が、さすがよくわかってるなーという感じで面白いです。


松下章一プロデューサーの文章も興味深く、さまざまな偶然と
ちゆきサンの努力によってデビューが実現したんだなと、
あらためてドラマを感じました。


全編を通じて感じられるのは、編集者・カメラマンの愛情と、
じっくりと歳月をかけて築いてきた、ちゆきサンとの信頼関係。
単なる写真集やタレントのエッセイ本とは一線を画する
充実した内容になっているのは、その賜物に他ならないでしょう。
…でも、なぜ竹富島なんでしょうね?(^_^;)


あさみちゆきフォトブック「あした」 あさみちゆきフォトブック「あした」


なお、オビの推薦文は、作家・志茂田景樹さんによるもの。すごく意外…。
どうやら、この本のために書かれたというよりは、
過去のツイッターのつぶやきをそのまま引用したもののようです。


・あさみちゆきについて書かれた、志茂田景樹氏のツイッター(2010年5月23日)


もしかしたら志茂田氏、その後も何度か井の頭公園ライブを
こっそり見に行ってくださっているかもしれませんね。