危篤の宮史郎を宮路オサムが見舞っていた


・宮史郎さん歌手魂…危篤状態で歌うしぐさ


亡くなる一週間前、危篤状態となった宮史郎さんを
宮路オサムが病院に見舞い、大声で励ますと
ベッドの上の宮さんは、歌おうとする仕草を見せたそうです。
…とても生々しい証言です。

宮さんの家族から連絡を受け、病院に駆けつけると、
酸素マスクをつけた宮さんが横たわっていた。
宮路は、宮さんの手を握りながら
「史郎ちゃん、お客さんが君の歌を待ってるぞ!宮史郎よ、よみがえれ!」
と大声で呼びかけたという。
(デイリースポーツの記事から引用・太字は引用者)


「よみがえれ!」というこの言葉、すごいな…。
ここを読むだけで、二人の絆の深さ、
宮路オサムの情の深さがすごく伝わってきて泣けてきます。(T_T)

宮路は、今年に入って本人から
「来年、宮史郎はいないかもしれない」と打ち明けられた。
(デイリースポーツの記事から引用・太字は引用者)


宮路オサムは、ステージトーク
ぴんからトリオの「女のみち」と、殿さまキングスの「おんなの操」を
よくお客さんから間違われることを
笑い話としてしゃべっています。


謡曲の時代を共に歩み、今も歌い続ける良きライバルであると同時に
宮路オサムも大病を経験し、文字通り死線をさまよった経験があるだけに
まさに戦友を失った気持ちなのでしょう。