山口瑠美 三鷹でコンサート開催



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三鷹市芸術文化センターにて。
今回の公演のテーマは「二つのふるさと」。出身地である山口県岩国市、
そして10代で上京して以来、ずっと住んでいる東京都三鷹市のこと。


第一部は、「さくら草」「海蛍」「幸せ一歩」「寿宝船」などオリジナルを。
小唄の師匠である井筒寿美氏の三味線とともに、小唄も披露。
そして久方ぶりに舞台で演じたという、約15分に及ぶ長編歌謡物語「山内一豊と妻千代」。
歌と台詞と浪曲で構成されるもので、山内一豊が妻・千代の内助の功で出世し、
手柄を立て、やがて土佐・高知城の城主となるまでの半生を描いた壮大なストーリー
特に、関ヶ原の戦いの場面の、膨大な台詞でたたみかける熱演は圧巻です。


第二部では、この日のために準備した、一人芝居「おはん」を熱演。
同じ岩国市出身の作家・宇野千代の同名小説を題材にしたもの。
また、岩国市の洞泉寺の境内にある梅を題材に
山口瑠美が自ら作詞した歌「臥龍梅」(がりょうばい)も披露。


ラストは最新曲「雨の錦帯橋」「花の夜」。
アンコールを受けて、最後は賑やかにデビュー曲「音頭水戸黄門 あゝ人生に涙あり」で締めくくりました。


コンサートは、昨年の15周年記念コンサートに続いて2年連続の開催に。
今年は新曲「雨の錦帯橋」を6月に発売したのに続き、
初のDVD「山口瑠美 映像コレクション2014」発売、そしてベストアルバムも発売と
思いがけず盛りだくさんな年になり、ファンへの感謝を込めて開催を決断したとのこと。
数年間リリースがないつらい時期もあった彼女にとって、
新曲がきちんと出せていること自体、とてもありがたく重みのあることであり
ましてやDVD、アルバムも出せたことは、信じられない喜びなのでしょう。(^^)


・山口瑠美、第二の故郷・三鷹でソロ公演実施 (文化通信)


「雨の錦帯橋」山口瑠美 「雨の錦帯橋」山口瑠美


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