「♪ハイーぃ…」(語尾下がり)


神園さやか「さすらい鴎」は、何度聴いても違和感が拭えない。
歌と、声と、衣装(白いセーラー服)がいまだにちぐはぐで、どーも自分の中で結びつかないのだ。
なんで高校生が江差追分をモチーフに歌わにゃならんのだろう。
誤解を恐れずに言えば、歌の上手いちびっ子が
歌の意味もわからずに民謡を歌っている感じ。(あ、そのまんまか)


今彼女がやらなければいけないのは、同世代を含む若い人に
興味本位でもいいからまずは目を向けさせ、歌を聴いてもらって
演歌に対する“聴かず嫌い”を少しでもやわらげることだと思うのだ。
「初めてのひと」は、まだ等身大の内容で初々しさがあったが、
「さすらい鴎」で初めて彼女を知る人は、曲を聴くと正直引いてしまうのではないだろうか?
せっかく青春歌謡路線でデビューしたのに、
早くも2曲目でこんな時代錯誤な歌を出してどーするよ、と言いたい。
「現役女子高生」という、一般人が飛びつきやすい売り文句を使って
PRできる期間は限られているというのに。


まぁ氷川きよしの「箱根八里の半次郎」も、発売当時は
「こんな時代錯誤な歌が売れるはずがない!」という声が多かったそうだから、
ひょっとしたらひょっとするかもしれないけど…。


テレビやステージで歌っている姿をまだ見ていないので、
それを見ればずいぶん印象も変わるかもしれないが。
5/11の歌謡コンに出演予定。



・神園さやか、お気に入り 19人の吹奏楽と“合体”


・現役女子高生の演歌歌手が吹奏楽部生演奏で熱唱


↑この時の模様を含め、5/12の「とくダネ!」で特集が組まれるようですね。


エバラ食品のCMに出ているそうですが、未見。
同じ事務所(ゴールデンミュージック)の先輩、
香田晋(唐揚げ美味しく作るなら〜もみもみ〜♪)からの流れと思われます。