作詞家・ちあき哲也氏 死去


・「仮面舞踏会」ちあき哲也さん死去
・作詞家ちあき哲也氏死去 飛んでイスタンブール、吾亦紅など名曲残し
・矢沢永吉、少年隊らの曲手掛ける 作詞家・ちあき哲也氏が66歳で死去
・作詞家ちあき哲也さん死去「ペガサスの朝」など多数
・作詞家ちあき哲也さん、今月10日に死去


5月10日に亡くなっていたそうです。66歳。
報道によると胆管がんを患っておられたそうです。


「吾亦紅」がヒットしてしばらく経った頃だったでしょうか。
一度だけお会いしたことがあります。


背が高くて細身で手足が長く、短髪に口ひげ。
かなりラフな格好で、まるでバンドマンのよう。
それまでに私が会った、いわゆる作詞・作曲の「先生」とは
まったく異なる空気感を纏った方だったのを覚えています。


演歌ファンにとって馴染み深い名曲としては、
木下結子・門倉有希の「ノラ」、ちあきなおみの「かもめの街」でしょうか。


ただ、ロック歌手からアイドル、フォーク、演歌まで
非常に幅広いジャンルの歌手に書いておられた方です。


少年隊の代表曲「仮面舞踏会」や、庄野真代「飛んでイスタンブール」、因幡晃「忍冬」、
そして矢沢永吉の多数の楽曲。ライブでファンがタオルを上に
放り投げることでおなじみの「止まらないHa〜Ha〜」も。


何か一曲のイメージを持ったまま、他の作品にふれると
「えっ、これも?!」と、その落差に驚きます。まさに変幻自在。


・ちあき哲也氏の主な作品リスト (歌ネット)


これを読んでくださっているあなたも、
どこかで必ずちあき哲也氏の作品にふれているはずです。
ご冥福をお祈りいたします。