『NHK歌謡コンサート』 4/12放送分曲目
「春、にっぽんの心を歌う」
1.「浪花恋しぐれ」都はるみ&岡千秋
2.「北国の春」千昌夫
3.「宗谷岬」ダ・カーポ
4.「大阪レイニーブルース」関ジャニ∞
5.「嘘だといって」長山洋子 (上田城跡公園から中継)
6.「さくら貝の歌」倍賞千恵子
7.「世界の約束」倍賞千恵子
8.「南部恋唄」大沢桃子
9.「城崎恋歌」細川たかし
10.「命ゆきどまり」都はるみ&岡千秋
ついにこの番組に関ジャニ∞が出演。(^-^)
期待はしつつも無理だろうなと思っていたのですが、あっさり実現。
これで、誰か他の演歌歌手と一緒に歌ってくれたら、なおうれしかったのですが。
デイリースポーツに記事。最近はポップス系アーティストの出演も増えているこの番組ですが
歌謡コンに出演したこと自体がこうやってニュースの話題になるのは大変珍しいです。
「世界の約束」は、ご存じ『ハウルの動く城』の主題歌。
映画館で、最後までドキドキしながら見ました。
ヒロインの行動一つひとつが脈絡なく思えて共感することができず、
最後まで感情移入できなかったというのも正直な感想ですけど。
もう一回じっくりと見てみたいです。
2週連続は、大沢桃子。岩手県大船渡市出身。
“なかむら椿”の名前で作詞・作曲もしているシンガーソングライター。
やはりキラキラの着物でした。阿部アナから紹介された途端、客席から声援。
岩手から応援団が来ていたのでしょうか。
「詞を書くのは中学生の時から好きでやっていたが、
曲を書くのは、歌手を目指して上京してから勉強するように。
今住んでいる部屋はとても壁の薄い部屋なので、
お隣り近所の皆さんに迷惑をかけないように、ヘッドフォンをしながら。
また、曲作りのうえでは、見えない壁にぶつかりながら頑張っております」
こういう、ちょっと機知のきいたトークをサラリとできるところが彼女の魅力です。
もちろん前もって台本はあるのでしょうけど、決して棒読みになることなく
「見えない壁に‥」の辺りを、ちょっとはにかんだような表情で言うのも好印象です。(^-^)
ステージやラジオでのトークを聴くとわかりますが、彼女はアドリブに非常に強く
常に客席や共演者に心を配りながら臨機応変に話題をふり、しかもきちんと話にオチをつけたりしています。
とてもアタマのいい女性なんだなと思います。
「「南部恋唄」は、ふるさと岩手を歌ったもの。
2番の“思い出すのは故郷(くに)の空”、というフレーズからイメージが広がっていった。
阿部さんは(岩手出身なので)わかると思うんですが、
かわいいというのを“めんこいな”、自分のことを“おらが”など、
故郷をより身近に感じるために、そんなお国言葉も入れてみました」
キラキラの衣装を着るのは「とにかく目立つため」「子供にウケる」といった理由だと聞いていますが
何となくイロモノというか、安っぽいというか、場末の歌手がなりふり構わずやっているような印象を
(特に演歌に詳しくない一般人に)与えかねないのではないか、と余計な心配をしてしまいます。
無論、本人はそんな声は百も承知のうえで、楽しみながら堂々とやっているのでしょうけど。
キャラクターや楽曲も含め、ちょっと派手めで明るい色の着物が似合う人だと思うんですが
だからといってフツーの着物にすると、個性がなくなってしまうのも確かなんですよねー。