色っぽさにドキッ!? 演歌の「裸ジャケット」コレクション


間もなく発売される、氷川きよしのアルバム『演歌名曲コレクション20〜ちょいときまぐれ渡り鳥〜』。
Aタイプ・Bタイプの2種類あるそのジャケットは、いずれも肩から上があらわになった
裸に見えるような写真になっており、話題になっております。ドキドキ。(*^^*)


『演歌名曲コレクション20〜ちょいときまぐれ渡り鳥〜』氷川きよし Aタイプ初回限定盤『演歌名曲コレクション20〜ちょいときまぐれ渡り鳥〜』氷川きよし Bタイプ


肩から上だけですし、上半身ぜんぶを見せたきわどいセミヌード、というわけでもありません。
色っぽい表情をしているわけでもなく、笑顔です。
昨今は女性誌のグラビア特集などで挑発的な表情をしながら
鍛え上げた肉体美を披露する男性タレントもいる中、なんだこの程度か、と思われる方もいるでしょう。
でもデビューから約15年、これまでこのような男の色気を前面に出したことのなかった
清純・真面目なイメージを守ってきた氷川きよしだからこそ、インパクトは大きいです。
喜ぶファンもいる一方、刺激が強すぎると感じるファンもいるかもしれませんね。


こういったドキッとするジャケットでCDを出す歌手は、ポップスでもたまにいますが
演歌・歌謡だとどうなのでしょう?
そこでこの機会に、これまでに演歌・歌謡の歌手が発表した「裸ジャケット」の例を
できる限り集めてみました!


『演歌名曲コレクション20〜ちょいときまぐれ渡り鳥〜』氷川きよし Aタイプ初回限定盤『演歌名曲コレクション20〜ちょいときまぐれ渡り鳥〜』氷川きよし Bタイプ「あなたのせいよ」椎名佐千子

『THE SHOW TIME』藤あや子「知床恋文(DVD付)」みずき舞「知床恋文」みずき舞

「恋が散る」松川未樹「恋にやぶれて」竹島宏「オリエンタル・ララバイ」チェウニ

『林あさ美ベスト〜あさ美の玉手箱〜』「七色なみだ」林あさ美『J 門倉有希 全曲集』

「鴎も飛ばない海だよ」大城バネサ「星になった人」林あさ美「さよならの翼」石川さゆり



(※並び順は、発売日が新しい順です)
『演歌名曲コレクション20〜ちょいときまぐれ渡り鳥〜』氷川きよし Aタイプ初回限定盤 (2014年11月)
『演歌名曲コレクション20〜ちょいときまぐれ渡り鳥〜』氷川きよし Bタイプ (2014年11月)
「あなたのせいよ」椎名佐千子 (2013年10月)
『THE SHOW TIME』藤あや子 (2013年10月)
「知床恋文(DVD付)」みずき舞 (2013年1月)
「知床恋文」みずき舞 (2012年11月)
「恋が散る」松川未樹 (2011年5月)
「恋にやぶれて」竹島宏 (2008年10月)
「オリエンタル・ララバイ」チェウニ (2008年9月)
『林あさ美ベスト〜あさ美の玉手箱〜』林あさ美 (2004年11月)
「七色なみだ」林あさ美 (2004年2月)
『J 門倉有希 全曲集』門倉有希 (2003年11月)
「鴎も飛ばない海だよ」大城バネサ (2003年8月)
「星になった人」林あさ美 (2000年6月)
「さよならの翼」石川さゆり (1988年2月)


…うーん。これだけ並べると、さすがにエロい感じが漂いますね。どんな世界だ(^_^;)。


シングル・アルバム含め、意図的に肩まで露出して
「裸に見える」ようなカットにしているジャケットを集めてみました。
(肩ひもなどが確認できるものは除外)
もちろん撮影時は胸から下は服を着ているのでしょう。(←当たり前)


ここ数年のものがいくつか印象に残っていただけで、
それ以前のものをリストアップするのがけっこう大変でした。
(思いつきの企画にツイッターでご協力いただきました。
 演担KさんめいさんMARIMARIさん、ありがとうございました)


2000年以降の演歌・歌謡に絞らせていただきましたが
石川さゆりだけ、かなり古い(80年代)のですが入れてみました)
さらに時代をさかのぼって歌謡曲全体に対象を広げれば、
フルヌードに近いような、もっと過激なものもあったでしょう。


では、歌手側はどういう狙いがあって、こういった裸ジャケにするのか? を考察すると…。


発売する楽曲がとりわけ情熱的な内容であったり、
それまでのマジメ・清純路線から変えて色っぽさ、大人っぽさを強調したもの、
あるいは純演歌から路線を変えた歌謡曲を出したりする場合に
裸ジャケが使われるケースがあるようです。上記でいうと、竹島宏、椎名佐千子などがそうですね。
つまり「これまでの曲とはかなり印象が違いますよ」ということを
ビジュアル的にアピールしているのです。


ただ、どう考えても曲内容とは関係なく、なぜ裸ジャケにしたのか分からないものもあります。(^^;)
発売当時の流行りとか、ディレクターの趣味とかに左右されたのかも。


「裸ジャケ」は、歌手にとっても、従来のイメージを覆しかねないインパクトがありますので
かなり思い切った試みであると思われます。
また当然ですが、ある程度、ルックスの良さに自信がないと出来ないことですね。


それにしても、男性の例は少ないです。若手の男性演歌歌手で
肉体派(日頃から体を鍛えていて、ステージ上で殺陣や太鼓のためにもろ肌脱ぐような人)や、
あるいはイケメンビジュアル派の人は、ファンサービスの意味も込めて(?)
いつかチャレンジしてみてほしいと思います。


もし、他に演歌・歌謡の「裸ジャケ」の例をご存知でしたら、教えてください。(^^)