「関ジャニの仕分け∞」カラオケ対決に三山ひろし、花園直道、川上大輔





演歌・歌謡曲界の次世代を担う若手男性歌手として
三山ひろし花園直道、川上大輔が出演。
彼らと対戦するのは、ジュディ・オング日野美歌松村和子
いずれも歌手歴30年以上のベテラン女性歌手。
「若手歌手軍団 vs ベテラン大御所歌手軍団」で、カラオケ得点対決です。


スタジオの観覧客はすべて、若手男性歌手3人それぞれの
ファンクラブに声をかけて集めたと思われる、50〜60代が中心であろうおばさま達。
写真入りの大きなうちわを振り、熱烈な声援。この辺は
ジャニーズ等のアイドルのファンの皆さんと何ら変わらないと思います。


第一戦は、ジュディ・オング vs 川上大輔。
川上は、身長180センチ、甘いマスク。そして
女性でも出せなさそうな高音粋で歌う“プラチナボイス”が特徴。
中島みゆきの「誕生」をライブで歌っているところが流れました。
曲は、ジュディ・オングの代表曲「魅せられて」。
ジュディ・オングは94.383点、川上大輔94.751点で、僅差で川上の勝利。


第二戦は、日野美歌 vs 花園直道
花園直道は日本舞踊出身という“歌謡界の異端児”。魅惑の低音ボイス。(そうでしたっけ?)
歌いながら踊る、新しいスタイルの「新・日本舞踊」。
ディナーショーでのキレのいいダンスや、日本舞踊家としての稽古の様子などが流れました。
あまり距離もないのに、観覧席から双眼鏡で見ているファンを見つけて
「この距離でも双眼鏡がいるんですね」と、ファンの年齢層をネタにいじる、関ジャニの丸山くん。
曲はもちろん日野美歌の代表曲「氷雨」。
日野美歌91.095点。花園直道90.253点。日野の勝利。


第三戦は、松村和子 vs 三山ひろし
三山は“演歌界のこぶしプリンス”。
ディナーショーで「俵星玄蕃」を見事なこぶし回しで歌っているところ、
そして歌いながらけん玉を披露しているところが紹介されました。
昨年は紅白出場を逃すも、演歌若手勢の最有力候補であると。
上下とも銀色ピカピカのスーツ衣装の三山くん。目立ちます。
関ジャニの渋谷くんが「三山さん、衣装がすごいですよね」とふると
わざわざ立ち上がって「はいっ、全身キラッキラのミラーボールです」と返して大ウケ。
「キャラがいいですね」「R-1とか出てないですよね?」と好反応。
曲はもちろん「帰ってこいよ」。
歌い終えて手応えを聞かれた三山くん。
「気持ちよく歌えたので、手応えはあると思います。何にも心残りはありません。最高です!」
とこれまたハキハキ答えて好反応。
松村和子84.633点。三山ひろし94.229点。三山くんの勝利。
松村和子は、そんなに得点の低い歌唱とは思えなかったんですが…。
やや歌いまわしを崩して歌ったためでしょうか。


オリジナル歌手を引っ張り出してきて、その歌手の最大のヒット曲を課題曲に
カラオケ対決させるのは、個人的にはあまり好きではありません。
なんといいますか、若手男性歌手3人の人気を際立たせるために
ベテランたちの意地悪なところを強調して火花を散らさせつつ、
「かませ犬」的に扱っていたように見えました。
まあテレビ的には当然の演出かもしれません。(^_^;)


・「関ジャニの仕分け∞」 バックナンバー(2015年1月31日放送分)
 http://www.tv-asahi.co.jp/kanjani-shiwake/backnumber/104.html