パク・ジュニョン 渋谷で4回目のライブ開催 司会・小池可奈がジュニョンverの落語も披露
・パク・ジュニョン、「富士河口湖町観光大使」に任命
・パク・ジュニョン新曲が縁で富士河口湖町観光大使に
毎年恒例となってきた、マウントレーニアホールでのライブ。今年で4回目。
事前にファンから寄せられた「パク・ジュニョンに歌ってほしい思い出の曲」の
リクエストに応えて歌う、というコンセプト。なのでカバー曲が大半。
ただし、3月に発売したカバーアルバムからは歌わず、
初めて覚えて歌った曲も多かったようです。
最新曲が「河口湖」ということで、富士河口湖町の観光大使にも任命されました。
(10/8レポート追記)
キングレコード公式のYouTube「KINGドレミファどん」で
コンサートの模様が動画で公開されました。
観光大使の任命式は開演前にやってたんですね。
カバー曲は、「初恋」村下孝蔵、「酒と泪と男と女」河島英五、「片想い」浜田省吾など。
ジュニー自身の思い出の曲で、韓国の歌「焼酎一杯」「窓の外の女」なども。
言葉の意味は分からないけれど、大変美しく儚げなバラードでした。
「初恋」は、村下孝蔵オリジナルの音源によるカラオケだったかな?
「オモニ〜母へ〜」小金沢昇司など、これまでステージで披露していた曲もあったものの、
あれだけの曲数を覚えるのはさぞ大変だったと思います。
「走れ歌謡曲」のパーソナリティとしておなじみ、小池可奈さんが着物姿で司会を務め
ファンからのリクエストと思い出エピソードを読み上げてからジュニーが歌う、という演出。
5曲ほど歌ったところで、マウントレーニアホールのステージにはやや不似合いな(笑)、
赤い毛せんを敷いた小さな高座が出てきて、なんと小池可奈さんによる落語コーナーに。
可奈さんが着物姿だったのはこのためだったのか!
新しく作った創作落語?というほどではないのですが
有名な古典落語「寿限無(じゅげむ)」を、この日のためにアレンジしたものを披露してくれました。
息子が生まれた男が、どんな名前を付けたらよいか、近所のご隠居に相談に行って
とにかく長生きするような縁起のよい名前の案をたくさん出してもらい、
いっそのこと全部つけてしまった、という有名なお話。
「じゃあ『寿限無』というのはどうだ?」「…『ジュニョン』ですか?」
とわざと聞き間違える男。
「ジュニョン ジュニョン 五劫の擦り切れ 海砂利水魚の水行末…」
という感じです(笑)。他にも、
「食う寝るところに住むところ」→「パク寝るところに住むところ」
「長久命(ちょうきゅうめい)の長助」→「チョグメの長助」
「チョグメ」とは、「ちょうきゅうめい」と語呂が似ていて
韓国語で「お金を貯めなさい」といった意味だそうです。
本来ならココで名前は終わるのですが、さらに
「河口湖 大ヒットミリオン!」まで付けて、客席は拍手喝采(笑)。
学校へ行く時にお友達が呼びに来る、というおなじみの展開の後、
成長して歌手になった息子が「走れ歌謡曲」にゲスト出演して自ら名乗る、というところまで(笑)。
コンサートで、歌手の衣裳チェンジの時間を兼ねたものとはいえ
司会者が10分以上も時間をとるなんて、正直驚きましたが
観客の皆さんは大ウケ。私も大笑いしながら、よく考えたものだと感心しました。
事前にジュニーと打ち合わせし、本人のアイデアで
前述のような韓国語を取り入れたりしてアレンジしたそうです。
可奈さんは数年前から落語をやっているようで
あさみちゆきや、伊藤美裕と一緒に落語イベントをやったことがありますね。
余談ですが、可奈さんは
「やぶらこうじのやぶこうじ」「ポンポコナーのポンポコピー」
と言っており、私は
「やぶらこうじのぶらこうじ」「ポンポコピーのポンポコナー」
と覚えていたので、あれっ?と思ったのですが、後で調べたら、演者によって微妙に異なるようです。
・小池可奈ブログ 「9/27」
「河口湖」(朝盤)パク・ジュニョン
「河口湖」(夜盤)パク・ジュニョン