『リンカーン』の「演歌のフラワーロード」 全員歌ってひと区切り

TBS系のバラエティ番組「リンカーン」（火曜22時〜）で、11月からやっていたコーナー
「演歌のフラワーロード」。
1/12の放送で、この企画の提案者であるウド鈴木を除くレギュラー出演者全員（7人）が歌い終わり
1/19放送分では次なる展開がありませんでした。
ひとまずこれでこの企画コーナーは終了、ということになると思われるので
ここでちょっとまとめてみます。

ご存知ない方のために、どういうコーナーだったのかを説明すると…

番組の企画プレゼン会議で、ウド鈴木が
「視聴者が関心あるものは演歌。（※調査対象は主に50代以上の女性。しかもウド調べ）
　じゃあ演歌を歌えばいいじゃないか！」
「僕が前口上をやりますからみんな歌ってください！」
と提案。他のレギュラーメンバーは「演歌と言えば？」と尋ねられ、
それぞれ知っている代表的な演歌の曲名を一曲ずつ挙げていました。

その後のある日、何も知らされないままレギュラーメンバーが一人ずつ
収録スタジオに呼ばれ、ドアを開けるとそこには
落ち着いた照明で雰囲気たっぷりの歌番組スタジオセットと
蝶ネクタイ姿でマイクを持って待ち受けるウドちゃん。「ようこそいらっしゃいました！」

何事かと戸惑いながらも、「演歌を歌ってくださるんですよね？」と促され、
過日の会議の時に軽い気持ちでタイトルを口にした演歌をワンコーラス歌わされます。
もちろんイントロ部分ではウドがノリノリで前口上を述べます。

…とまぁこういう内容でした。

面白かったのは、半ば強制的に歌わされるのにもかかわらず、
皆マジメに熱唱していたことです。
トンチンカンな前口上や、歌っている後ろで
ウドちゃんがやる小芝居（屋台で酒を飲むとか）は笑えますが
歌の上手下手はともかく、ちゃかしたりヘンな替え歌にしたりせずに
誰もが真剣に歌っていたのは非常に好感が持てました。

さらに、歌い終わった後でウドちゃんに感想を聞かれて
思わず「気持ちよかったです…」と言ったり、
照れながらも、まんざらではない表情をしていました。
そりゃあんな本格的なスタジオセットで
ライトを浴びて歌えば、気持ちよくないはずがないですよね。

特に、宮迫さんの「みちのく」や天野さんの「契り」は、お世辞抜きに上手くてビックリ。
（宮迫さんは「みちのくひとり旅」で、子供の頃町内カラオケ大会で優勝したことがあるそうです）

なんだみんな、やっぱり演歌好きなんじゃん。

普段あまり演歌を耳にしない人も、彼らが歌うのをあらためて聴いて
「いい曲だな」と思った人も多いのではないでしょうか。

次なる展開は…もうないのかなぁ。（^＿^;）
ぜひまた演歌にからんだ企画をやってほしいです。

【歌唱曲一覧（オンエア順）】
ダウンタウン：浜田雅功　→　「天城越え」石川さゆり
雨上がり決死隊：宮迫博之　→　「みちのくひとり旅」山本譲二
さまぁ〜ず：大竹一樹　→　「舟唄」八代亜紀
キャイ〜ン：天野ひろゆき　→　「契り」五木ひろし
さまぁ〜ず：三村マサカズ　→　「冬のリヴィエラ」森進一
ダウンタウン：松本人志　→　「酒よ」吉幾三
雨上がり決死隊：蛍原徹　→　「津軽海峡・冬景色」石川さゆり